第4回 千葉ツーリング

第4回千葉・タイトル

平成12年12月16日(Sat)〜18日(Mon)


(ビデオ『南総里見三犬伝』からの紹介)

今回は過去3回の千葉を共に遊んでいる新麟の他に新しい仲間(日の民)が加わりました

3人ということで今まで以上に冒険が出来るといいなぁ・・・

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第1日目 晴れ
今回は初日から遊ぶため 結構早いです(5:45起床)

第1アタック
千葉特有の土ダートにウッズ・セクション
例によって面白そうな所に入っていきます
途中 丸太越えなんかもしながらしばらく行くと(意外とあるね)急な下り
これは結構あります 下るのは出来ても ピストンだったら果たして登れるだろうか?
歩いて降りるとやっぱり降りた所で行き止まり
只 両側は木に囲まれ降りたところも広いので助走とおもいっきり走れる楽しみがある
    行きましょう〜!!!

まずは私から・・・
おもいっきりいくのも良いがこの4ストのTTR 比較的ゆっくりとアクセルをあわせて挑みます
この上りだんだんと傾斜が強くなっています 最後のところで回転を上げ 無事走破
ちょっと遅かったですがこれで行けちゃうのが我が愛車・TTRなのです

続いて 日の民こと貴ちゃんとXR
ちょっと遅過ぎやしないか?
途中から助っ人で押しますが時既に遅し荷物でサングラスが吹っ飛びます
助走をつけるため 逆の斜面にマシンを上げます
チャレンジ! しかし 助走区間が短いのと荷物のせいか これまた失敗
一度降りてから再チャレンジすることにします

さぁリベンジ!
先程とはスピードが違います 一気に走破! おめでとう そしてお疲れぇ〜!

一言 『つらかったですぅ〜』
笑える辛さ これが醍醐味かな・・・?

大トリはCRM-ARの新麟
余りある2ストのパワー全開で豪快に走破!!!

しばらく休憩し 宿に向け出発!
その間も楽しいダートがありました が!一つトラブルが・・・
日の民が迷子になってしまいました 手分けして探し1時間程でやっと3人が巡り逢えました
良かった良かったぁ〜


第2日目 くもり
朝風呂に浸かり 今日も林道へ向けGO!です

面白そうな道(廃道)を行くと そこにはトンネルのようなものが・・・
防空壕かな? 結構大きいです
奥に行くと土砂で行く手が阻まれています 僅かな空間から光がもれています
頭一つ入れば通りぬけられるのですがちょっと小さい(直径20cm程)
シャベル持ってくれば良かった(笑)
何とかこの先が見たい! 好奇心が沸き起こります この山を越えれば・・・

探検隊出動!!
一人で行き 穴越しに手を握ろうという計画です
10分程登ると山は越えられました 僕等の方とは打って変わってひらけています
おぉ道があるじゃん それも楽しそうなダート やっぱり土砂崩れだったんだ
草を掻き分け進みます
あれっ! なんか違う 自分の感覚だと道は大分下にあります まぁ行ってみましょう〜
声をあげ連絡を取ります たまに聞こえるんだけど反響して場所がはっきりわかりません
本当はここで気づかなければいけなかったんですがどんどん先に行ってしまいました
しばらく探し 諦めて戻ることにします 同じ道を戻るのは面白くないので反対側から行きますが
どうも戻れない・・・
越える山は一つなはずなのにもうかれこれ4、5は越えてきている
気があせる 身体は汗でびっしょり
こういう場合 体力の維持が大切だと知りながらも足は先へ進む
1時間以上歩いたところで事の重大さを冷静に感じ休憩 水はなし 持っているのは飴と
このビデオカメラ バッテリーは後どのくらいもつのだろう? 自分の最後をこのカメラで撮ることに
なるのか? その時までカメラはバッグの中に・・・
休憩後 とにかく先ず高い所に出てみよう
多分 全く違う方向に進んでしまっているのだろう これはもう来た道を戻るしかない・・・
しかし ここまで道といっても実際道があるわけではない ただ斜面を登り落ちるように滑り降りる
唯一の望みは自分の方向感覚のみ 結構自信があり 一度走ったところは忘れない
記憶しているわけではないが行けば思い出すのだ おかげで北海道では余程でない限り
地図は開かない しかし ここは道じゃないよなぁ〜
いろんなことが頭をよぎる
どっちにしても行くしかないのだ 携帯の繋がらない友に留守電を入れ 進む

おぉぉ! なんか見覚えあるぞ!
林道に戻って来ました これでもう安心 汗だくだく つらかったぁ〜
また 来た時のように同じ草を掻き分けいく途中 頭は自然と疲れから下を向きます
穴があります なんか大きさが・・・? 出せる大声をかけます 返事が返って来ました
これなんです 山を越えたばかりの所にあった あの時の自分の位置感覚は正しかった
あの時 気付くべきだった でも穴が見つかったことで何か気が晴れた感じだ

懐かしい顔が見える
心配かけて悪かった 好奇心旺盛なのも問題だね
でも 失敗を恐れては何も出来ない そして 新たな感動も生まれない
この時はこんなこととても言える状態ではなかったけどね・・・


第3日目 くもり
今日はいよいよ砂浜 サンド走行を楽しみます

第1段階
まず 舗装路から砂浜に入ります 無難に走破

1番手は私・HARUが行きます
気温は決して暖かくないのですが気持ちが良いです
よーし 波打際を走ろう!
あれっ! 塩水で引き締まって走りやすいはずの路面が・・・
なんかどんどん左(海)に流されているぞ 戻らなければ・・・ ダメだ 戻れない
危険を感じ マシンを止めます おぉ!波が・・・ マシンに当たり頭から被る もうだめだぁ〜
塩水が入らないようにクラッチを握り アクセルを開け続けます
マシンを支える(倒さない)ため 右側に降ります(普段は左側)
慣れないせいか力が入りません マシンは埋まりながら沖へ向けて確実に流されています
無意識に友がいる方を見ます 日の民が走って来ます

助けてくれ〜!

友のおかげでなんとか脱出出来ました
あまりにも突然だったのでカメラを回すのも遅れました
(この時はなんで助けに来ないんだよぉ!と思いましたが今は貴重な映像がここに・・・)

あぁ! やってしまったぁ・・・ 大丈夫かなぁ?
ブーツの中は塩水びたし
レスキュー隊任務完了!!
お疲れ様でした そして ありがとう・・・

私以上に塩水を被ったTTR アクセルを開け続けたおかげでマフラーからは進入しなかった
のでしょうがエア・クリーナーから逆流した模様 案の定エレメントは水びたし
キャブから水ぬきしようと思いましたがネジが動かない
思えばここまで一度も回してない くぅぅ〜
プラグを外し マシンを逆さにして水を出します
経験はありませんがレースで水没した時の知識が役に立つかどうか・・・

いよいよ始動します ライト ウィンカー等 電装系は大丈夫
緊張の一瞬・・・
何とかかかりました とりあえずひと安心

すっかりテンションが下がってしまいましたがせっかくなのでサンド初体験!
初めてなのに凄いところを見てしまったね 当然 海には近づきません・・・


塩水をとばすため 少し走ります
あまり調子良くありません(当たり前か・・・)
とりあえず始動しましたがここは房総の果て
運命はいかに・・・

                                     千葉の旅・エンディング集へ



この後 何とか止まることなく無事帰宅
辛かったぁ〜 見本を見せなければいけない立場で全くとんでもない見本を披露して
しまった(笑)
次の日にとりあえずエア・クリーナーは洗浄
丸3日が過ぎ エンジン・オイルが凄いことになっていることに気がつく
バイク屋に電話をかけ聞くとエンジンをかけヘンな音がしたらダメかも知れないとのこと
怖いのでエンジンはかけず バンに載せバイク屋へ
異様なエンジン音はしない ひとまず安心!
たて続けに2回オイルを交換する 最初オイルはシュークリームのようになっていた
その次 3.4km走行し 交換 そして また今度は6.9kmの走行で交換
牛乳のようなオイルの色がコーヒー牛乳 そして コーヒー色に変わってきました
今日はここまで時計は23時30分過ぎを指していた こんな時間まで店長 ありがとう

少し走っただけでは水分が飛ばないということで 3日後に小幡城下町・下仁田・上野・秩父を
巡るリハビリ・ツーリングに一人出かける
こんな寒い時になんの目的もなくただ走るなんて 急激な走りは出来ないのでダートは走れない
ひたすら長時間の高速走行となります しかも今日はX’masイブだぞぉー!
成果は250kmの走行 帰りにバイク屋に寄り、オイル交換
色は新品のオイルに近くなってきました
店長に今まで何十年この仕事やってきて 海に突っ込んだのは君だけだと言われた
ひとまず安心ですがこれからしばらくは早め早めの交換ということになりました



※千葉のツーリングは旅というよりも各それぞれのフィールドにて走りを楽しむことを目的にしています
  レポートが断片的であることをご了承下さい

※このレポートと同じようなことをする場合はくれぐれも各個人の責任において行って下さい
  当方は責任を一切お受けしないことをご了承下さい



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