遊びの部屋

ここでは簡単にできるビデオ編集トリックについて。
特に難しいものではなく、基本的なものを紹介していきます。


その1/同ポジ・マジック!!!

『同ポジ』とは同ポジションの略で、同じ画角の映像を使ったトリックです。

『2000年 ミレニアム・ツアー/北海道 離島巡り』より
礼文島の桃岩の前での登場シーンです。

同ポジの基本は画角を安定させるため、カメラを固定するということです。
三脚をすえ、画角を設定。
自分は画面に入らず、しばらくテープを回します。(20秒位)
この時、その画面上に動くものがないというのが大事です。
そのままテープを回したまま、自分が画面に入ります。
位置が決まったら、しばらく動かずじっとしてアクションで話し出します。
収録はこんな感じで、それを後で見てもなんでもないのですが、
編集のときにちょっとした細工をします。
編集ソフトのディゾルブ機能を使います。ソフトによって呼び名が違うかも知れません。
オーバーラップ、フェードともいいます。
ビデオを回し、止めますよね。その後また撮りますね。
最初に撮った映像を仮にAと呼びましょう。その次に撮ったものはBと呼びましょう。
撮った映像を再生すると、AからBへは一瞬で切り換わります。これをカット切りといい、
このように映像を繋ぐことをカット編集といいます。
(基本的にカメラ収録はカット繋ぎをしているわけです)
ディゾルブとは一瞬に切り換わるカットに対し、AからBへだんだんに切り換わることをいいます。
AからBへ切り換わる途中にはAの映像とBの映像が重なり、ダブって映っています。

このトリックはこの作業を同ポジを使って行うものです。

この場合、自分が映っていない映像をAとし、自分が映っている映像をBとします。
撮ってきたテープでは、この間に自分が画面上に入ってくるところも映っているわけですが、
その部分は捨ててしまいます。
AとBは自分が映っているか、いないかの違いだけで背景はいっしょです。
(先に述べた画面上に動くものがないというのが大事というのはこのためです)
これをカット編集すると、一瞬で自分が現れます。これはこれで面白い。
ディゾルブ機能を使うと自分がだんだん現れるというわけです。
切り換わる時間(スピード)を変えても雰囲気は変わるし、効果音を入れるのも面白い

ここではワイプ機能(特定の形で切り替える)の縦ワイプ(上から下へ)を使い、
なおかつ切り換わり目をぼやかしています。

自分としては、イメージとして手を上げて登場。
ジャン! のアクションからは桃岩と周辺の猫岩、等の感想を言いました。

カットでも、ディゾルブでも、ワイプでも、アイデア次第で遊べるのが同ポジのトリックです。

注意点として2つ。

1つは、被写体(この場合は私)が中央にいない場合、フォーカスをマニュアルで固定しておくことです。
最近の民生機は性能が良いので私も殆ど、オートフォーカスで撮っています。
(ファインダーが見ずらく、マニュアルが使えないというもあります。結果を求めるとオートが良い)
ただ、この場合私が少し中央に行くと、カメラが奥の桃岩と私のどちらにピントを合わせて良いか
迷ってしまい、ピントがいったりきたりしてしまいます。

2つ目は、人や車の多いところでは大変なので覚悟が必要だということです。
みんなが記念写真を撮る所で自分だけが写るものを撮るのが大変なのといっしょです。
私は旅があくまで一番なので、このような場所ではしません。
(時間の浪費・人ごみ怖いし・・・)

友達同士・家族でぜひ、遊んでください。


おいおい紹介していきますが、私もそんなにはやってません。

時間に余裕があり、暇なときにやっているかな・・・。



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