ビデオの撮り方について

ここでは主に北海道の一人旅でのビデオ収録についての紹介です
リポートの仕方や一人ゆえの苦労など・・・


リポート・その1(基本構成)

まず、自分自身が出て日時やここに着くまでの行程、そしてここはどこなのかなどをコメントします。
カメラを一度止めて、景色など(紹介したいもの)を映しながら説明していくというものです。
これはあくまで基本構成です。その時の状況や気分でコロコロ変わります。
話が長くなったりすることあります。そんなときは話の内容にあった静止画像(写真)や映像(景色)などを
編集のときにインサート(音を残したまま、映像だけ入れ替える)します。
あくまで旅がメインなので、逐一撮っているわけではありません。
殆どの方が記念撮影などしているように写真を撮っていれば、何回かに1回ビデオ収録をして、
その時に前回収録した場所からここまでの行程のコメントを入れれば、写真が使えるというわけです。
私は、言ってる程これを行っているわけではありません。断片的なものが多いし、1日撮らないこともあります。
このページを紹介するにあたり、初めてまとめてみたことです。
後で(帰宅後)、あの時撮っていればというのがしょっちゅうなのも事実ですし・・・。

撮り方・・・自分を撮るときはハンディ(手持ち)が多いです。液晶パネルを反転して撮ります。
      (便利になりましたねぇ。8mmビデオカメラの頃はこの液晶パネルがなかった。
       液晶ビューカムなんて付いているものにそれを唱っているものがあったし・・・)
       腕をめいいっぱい伸ばして撮ります。このとき広角レンズが役に立ちます。
       バックの景色も多少入るし、逆にないと自分だけの結構タイトなもののみになってしまいます。
       三脚を使用することもありますが、面倒くさかったり、マイクの性能を考えるとコメントを撮る時と
       景色を撮る時をカットして分ける方法が良いでしょう。

リポート・その2

一言コメントもよく撮ります。
単純に暑いとか、寒いとか、辛いとか、感動しているときはどうしても長くなってしまいますね。


走行シーン


ビデオを撮っているライダーはあまりいませんが、カメラ(レンズだけ)をヘルメットにつけている人を
見たことがあります。安全面では有無を言わずにこれが正解でしょう。
私の場合は左手にカメラを持っての走行。要するに片手運転です。
(おすすめはいたしません。みなさんは免許を持った大人なので各人の判断で決めてください)
この方が、前も左右も後ろ、そして手を上げ、高い位置からやまた低い位置からも撮れます。
ライダー(人間)は走っているとき、集中しています。ほんの一瞬でもそれがなんであるか認識できます。
しかし、後でその映像を見ても映っている時間が短すぎてわからないことがあります。
ヘルメットにつけて撮る場合、特に気をつけることでしょう。
その分、よそ見している時間が長くなり、これはこれで危険です。
手持ちの場合、収録と運転を切り離すことでどちらも安全?でよい?というのが私の持論です。
よって画面をあまり見ておらず撮ってます。安全面もそうですが、
一番は素晴らしい景色はやはり自分の目で見たいからです。

実際の撮り方は、ザックなどを前に背負って、口を開けておきます。
(子どもの頃、カバン持ちで負けるとランドセルとか前にも、、、あれです)
RECボタンを押して、ザックに入れバイクを発進させます。トルクがあまりかからず、
また、遅くてもノッキングしないギアまでもっていき、カメラを持つという感じです。
そして、安全な場所で停止します。
間違っても走行中にはカメラ操作(RECのオンオフ)はしない方が良いでしょう。
いらないところは帰ってからの編集でカットすれば良いのです。
あと、長めのストラップなどを付け、それを首に掛けるなどしておけば、万が一の時も安心・安全です。

走行しながらの収録は、私はまず北海道でしか行いません。そして、国道でも撮ることは少ないです。
前後に車のいる中での収録は危ないですし、第一そういう場所の景色を撮る気にはなりません。
車に追いつかれた場合は、早めに追い抜いてもらいます。早く気づけばアクセルを緩め、左に寄ります。
この地ではあっという間に猛スピード(笑・行った人はわかりますよね)で抜いてくれます。
走行シーンはBGMも含め、自分自身がそこを走っている気分を表しています。
迫力のある映像など私には無縁、自分を自慢する前にこの景色を自慢したいのです。

最後にしつこいようですが、くれぐれも自己責任にてお願いします。
いかなることが起きても、当方は一切の責任は負いません。


一人で撮る苦労など

一人で自分を撮るということは、要はカメラマン件出演者ということです。
どんな風に撮っているかをご紹介します。
『2000年 ミレニアム・ツアー/北海道 離島巡り』より

礼文島での『礼文岳・登頂大作戦』のメイキングです。
三脚をすえ、画角を設定。走って登った道を戻ります(バッテリーがもったいないので)。
カメラから切れる位置まで行き、何事もなかったように登って来て、カメラに向かってポーズ!
こんな事をしながら登山しているのですから、そりゃ人より時間がかかるわな・・・。


焼尻島の走行シーン。最高の天気に気持ち良く走っている姿を撮っています。
三脚をすえ、画角を設定。足早にバイクに向かいUターン、来た道を戻ります。
しばらく道しか映ってません。早送りすると雲の流れがわかります。
元気に通り過ぎてバイクを止め、カメラを止めます。


天売島を離れる前。
これから羽幌港に向けフェリーターミナルに向かいます。後ろは焼尻島。この島ともお別れです。
コメント後、歩き出します。頃合いを見てUターン、意味はないがカメラに手を振り止めます。


恥かしい話

腕を伸ばし反転した液晶画面を見ながらのリポート(これが一番多い)。
これが人によっては一番辛い・・・か?
観光客の多いところなどでは、結構恥かしい・・・(笑)。
でも躊躇して撮るくらいならやらない方が良い。
楽しい現在を残すため、元気に『ジャン!』のアクションから入る。
周りの人たちは大概その一言で振り返ります。
目線がずれると後で見て逆に恥かしいので、目はひたすらレンズを見続けます。



『2000年 ミレニアム・ツアー/北海道 離島巡り』より、今までで一番恥かしかった話。

利尻島・利尻富士に登った。あの感動は未だやぶられていない。
下山後、利尻富士温泉に入り、キャンプ場に向かっていたところ、これまた素晴らしい夕日に遭遇。
場所は夕日ヶ丘展望台。日没はあと僅か。急いで前コメントを撮る。
一番上にはカップルを中心にたくさんの人。ちょっと離れた所で撮る。
ここは駐車場から5分たらず登った所、今日利尻富士・1721mを登った自分としては
ここまで道のりはこんな楽なことはないはずなのだが、筋肉痛のため辛いです。
こんなことを話していると女の子の団体が来ました。通るのに邪魔にならないよう端に寄っていたのですが、
その女の子たちは私の目の前で立ち止まってしまいました。
何でここで止まるんだよぅ!  頼むから行ってくれぇ!  心の中で叫びました。
向こうは向こうで気をつかって止まってくれたようです。
やめようかと思いましたが、日没はもうそこまできています。撮りなおす時間はないです。


 恥かしい気持ちに耐え、用意していた
 アンメルツをカメラの前に出します。

 腕を使っての登山で酷使したため、
 このアンメルツを買ってきました。
 これを塗って、ビールを飲んで寝たいと思います。

 笑顔で言います。

女の子たちは笑っています。
コメントの後、私は笑ってその娘たちの前から離れたのでした。



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