2002年 東北発、新しい旅の始まり

2002年 東北元年! タイトルバック

平成14年8月22日(Thu)夜〜9月5日(Thu)


東北元年! 北海道への旅

 (ビデオとギャラリー&リポート)


東北縦断
昨年 『原点への旅』を終え 今年は新たな地へ足を踏み入れる

今年も昨年同様にどこに行くか悩んだ
まずは以前から行きたかった九州
しかし問題が一つあった
それは 言わずもがな 『アイヌモシリ』 北海道の存在だ
捨てられない気持ちがあった(昨年の宿題や達成出来なかったことなど)
何せ南北に長いこの日本 北の端と南の端だ
いろいろ行程を考えた結果 これは無理だな
何より中途半端な旅はしたくない
結局 昨年一度は行こうと思った東北にした
勿論 ゴールには我が故郷が待っている

今 新たな感動を求めた旅の始まりである


ここは1ページ目です

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※ご案内/2002年・東北の旅は容量を考えて3ページ構成にしました
 北海道への旅は『北海道のすすめ』にて紹介しています
※一番下にもリンクはあります


8月22日 19時53分 出発

とうとう出発の日が来た
フェリーではないということですっかりゆっくりし過ぎたか
夜になってしまった



21時06分 東北道・佐野SA着

何とスピード・メーターがまともに動かない



26時25分 山形道・寒河江SA着

朝一番で目的の道を走るため ここまで走って来た
SA最後のGSにて給油しようとしたが何と閉まっている しかも売店関係も・・・
ここはPAか? いやSA これでは先には進めない
月山の山ん中の道でガス欠なんていうこともある GSは7時に開くらしい

仕方ない ここでちょっと寝ていくか・・・




第1日目 くもり

6時55分 出発 給油とハイウェイカードを買っていざ!



ビデオの紹介は目的の道 『鳥海ブルーライン』に入ったところから始めます

東北の旅・オープニング集へ

ジャン!


 ジャン!
 平成14年8月23日金曜日 只今の時間は10時40分を回ったところです
 今年も始まりました
 今年は東北縦断?
 という事で始めようと思ったのですが
 そんな凄いものにはなりそうもありません
 ここは鳥海山の麓ですね

1810年の大噴火によってできた東北で2番目に高い山です
2236m
登りたいところですが今回は登らずに広く浅く周って 来年以降ですね 行きたいと思っています
ちょっと見てみましょうか

看板の上、山頂には雲が・・・
登山道案内図
登山道入口


ズン ズン・・・
おぉ〜凄いぞ 鳥海山は雲で隠れてしまっています
今日の天気はくもりということですが確かに青空はちょっとしか見えませんがもうこれは晴れに近いです
凄いですね〜 凄い

ズン、ズン・・・ 凄い! 知床半島にも似た感じ 海に近いことから、川に海の魚がいることもあるそうです

そして、この平野というか海です
庄内平野ですかね〜(何言ってるんでしょうか、テロップで『象潟です』と入れます)



景色の良い鉾立展望台に来ました
こちら側は日本海です 凄いですね〜 一望出来ます
頂上からはもっといい景色が見れることでしょう

風力発電の風車・四国を思い出します
このパノラマ!
ちょっとガスっていたのが残念!



最初からトラブルに見舞われています


 今回ですね 最終目的地はもちろん北海道です
 この東北に4日位いるつもりですがどれ位周れるか楽しみです
 そんなに時間があるとは言えませんので 山形県 もうここは秋田ですが
 ここまで一気に高速道で上って来ました
 スタートがね 実は遅れてしまって夜に出発して夜の高速道をずっと走って来ました
 一番寒いところでは12度ということで確かにさすがに寒かったんですけども この辺で
 寒さに慣れておけば 北海道に行ってね 凍えることもないんじゃないかと思ってます

実はですね スタートから大変なトラブルに見舞われています
そのトラブルとは今年10年目のTTR 走ってはいます(笑)

今年10年目のTTR


 しかしですね走行計がおかしくなってしまいまして
 スピードから距離計までちゃんと作動しません
 まぁ何とかスピードに関してはエンジンの音とか感覚でわかるんですけども
 実は距離計ですね この距離がわからないのが困ります
 林道はね 今回行けないかも知れません
 やっぱりね迷ったりした時にその距離というのがすごい大事になってきますし
 今までね バイクという近代兵器を使ってますが 兵器じゃないですね

近代機器を使っていますが無くなってみて初めて大事さがわかったのが この距離計でした
今回の旅はね 本当に自分だけの感覚でどんな旅が出来るのか・・・
最初からね もっと早く壊れていればGSFで来るところですが もうスタートしてしまいました
自分が試されるところではないかと思います
ガンバリます!



走行シーン 曲はリッチー・コッツェンの『DONT WANNA LIE』
日本海を見ながら山を下ります

海を見ながらのワインディング 秋田側の方は見晴らしが良い 気持ちの良い道
メーターは0km/hを表示しています Gに逆らわず走っていきます。この感覚はバイクでなければ味わえないね! 旅が始まった!




ジャン!


 ジャン!
 只今の時間は11時54分です
 登山口から降りる時 見てもらったと思いますが
 スピード・メーターが0(ゼロ)になってしまいました
 これじゃ全然前に進んでないので どうしようかなと思いましたけど
 また動き出しました

正常にでなくて表示されるメーターの×3倍位なんですね
その辺があいまいなんでわかりませんが これからはストップ・ウォッチで走行時間を計って 時間ですね
時速60kmで走れば1km1分で進みます 3時間の走行で180km 燃費30km/gの計算で、消費量6g
その辺で早め早めにガソリンを入れていきたいと思います

今 後ろに見えてますけど 川が段々になっています
なんというのかはわかりませんけども ちょっと良い景色なので見てみましょう

段々になっている川
水はとてもきれいです

これはどういう理由でこのようにしているのでしょうか?
水が一気に落ちないためなんでしょうか
ただ結構大変な作業でしょうから わざわざやるだけの理由があるのでしょう

この件につきまして 本日ビデオを見て頂いたこの地方を故郷にもつ方から
感想と共に回答をいただきました

これは鳥海山を始めとする山々から流れ落ちる雪どけ水が田畑にて使用される時
そのままだと水温低いため 少しでも流れ落ちるスピードを落とし 日の光を浴びる
ことにより水温を高める効果があるということです

生きるための知恵というものは凄いことですね 感心というより尊敬に値します
現在の学歴などより人間として 本当に重要なことと感じました
見て頂き本当にありがとうございました        (2002年11月24日追記)




おぉ、何だ! 白くてきれいや山羊です よもぎをやったら食べました 子どもですね

おぉ 何だ!こいつら なんかいるぞ
八木橋だ! 違うって
何で山羊がこんな所にいるんでしょうか 2頭います 雌ですね 角がないところを見ると
繋がれてるんですね とてもきれいな山羊ですね 白くて

(奥の小さい方)
おい おい おいしいかい? よもぎを食ってるんでしょうか
ちょっとこれあげてみましょう 食うのかな?
おぉ食った食った

(手前の少し大きい方)
おぉこっちはめいいっぱいのめり込んできました
おい 食うか おい  食うか ほら  ほら  ほら
(よく見るとこっちはよもぎではない葉を食べています)
逃げちゃった


のどかな田舎道

とてものどかな道です
これでバイクが万全であれば何の心配もないんですがね
一応動いてはいるんですがね 音も聞いた感じはそんなに悪くないんですが
いかんせんいつ止まるかもわからないので心配ですが・・・
もってくれよ 頼むよ!



15時09分 秋田道・錦秋湖SA着

このSAには温泉があり入ろうと思ったがあまりの疲れにその時間は昼寝に変更された
(20分程ベンチで眠る)



16時58分 夏油温泉野営場(無料)着

秋田道・北上西ICを降りてからここまで15km弱 まともに人(家)を見ていない
1件のみあった店で買い物 何もないのでボンカレーを買う(後で気づくが期限切れだった)

ジャン! 北上市民・夏油温泉野営場

ジャン!
只今の時間は17時35分です
今回の旅での一晩目のキャンプ場 岩手県は夏油温泉野営場に着きました
ここは凄い所でこんな所に本当にキャンプ場があるのかな?と心配しましたがありました!
水とトイレしかない所ですが今日はここで川を流れる水の音を聞きながら夜を過ごしたいと思います

バイクの調子は相変わらず・・・
サイドバッグの自作カバー
拡張リア・キャリア


 バイクの調子ですが相変わらずです
 まるっきり動かないわけではありませんが
 相変わらず3×の表示の感じです
 ここに来る前のSAでガソリン給油をして本当に良かったです

 ちょっと装備を紹介しますとこれはサイドバッグを付けるのにマフラーが熱くなるので
 バッグが焦げないように毎回自作しているカバーです
 ダンボールだけだと雨に濡れてびしょびしょになり使い物にならないのでビニールで
 カバーしているので万全です

 そしてこの折り畳み椅子
 椅子として便利なのは勿論ですが私の場合キャリアに付けて拡大化にも利用しています
 この拡大化によって大量の荷物を少しでも後ろに積むことが出来 ライディング悪化防止に
 貢献しているというわけです 背もたれのところは紐とタイラップで固定しています

 また足のところでサイドバッグ取付ベルトを挟むことで前にずれるのを防止しています
 正に折り畳み椅子の利を活かした知恵です

 この辺の装備はすっかり大ベテランということで ここまで少しずつプラスして
 最終的に昨年確立したものとなっています

 エンジンは今のところ調子良いのですがメーターが壊れたりと何が起こるかわかりません
 ライト系もダメになると大変ですが 今は大丈夫です
 そんなところです

川を渡って行きます
ここもまたきれいな水ですね
山から水が湧きだします
こんなキャンプ場にも先客がいました
マイ・テント




 このキャンプ場

 ちょっと行ってみましょう







 このように川が流れていて ここを渡って行きます






 2、3日前の台風による雨のせいでしょうか 今は良い天気ですが

 山から雨水が湧き出し 道を流れています





 本日のキャンプはこんな所だから一人かなと思いましたが

 HONDA X4の愛知のライダーとKAWASAKIスーパーシェルパの大阪のライダーが

 先に来て陣取っていました





 一応 雨の心配もあるのでここに私のテントを設営しました

 ちょっと狭いですけど 一晩目ということでいいんじゃないでしょうか

夏油温泉に入りに行きましょう





 それでは夏油温泉に入りに行きましょう

夏湯温泉(400円)
X4の彫刻家の川嵜さんといざ露天風呂へ

5つの露天風呂があるとのこと この下だぁー




 ダン ダン

 この下に温泉があるぞー

1つ目は大湯


 ここだぁ! 凄い所ですねぇ〜
  (両側を崖に挟まれた川沿いにあります)

 それでは早速入りましょう
  (まず1つ目は大湯)

川の向こうに温泉 こちらにもあります



 素晴らしい川の脇に温泉があります

 そして こちらにもあります
  (5つある露天風呂ここは4つ目です)

あぁ〜 気持ち〜


 入りま〜す
 あぁ〜 気持ち〜ねぇ

 最初に入った2つは熱いのと逆に凄くぬるい湯でしたが
 ここは今の時間涼しくなってきました
 調度良いですね

実はですね 今日は初日でいっぱい走りましたが先程の夏油野営場に新麟(友)が来ます
今日仕事を終えて仙台から来ると  今頃 高速道を走ってることでしょう
もうちょっと早く来ればね この気持ちいい温泉に入れるんですけどね

実は心配な事もあります



 そんなことしてる場合じゃない
 すっかり気持ち良くなっちゃっていますけど 実は心配なんです

 ここは凄い田舎です
 携帯電話が繋がりません


着く前にメールにて連絡をしようとしたんですが予定通り夏油温泉で待ち合わせとか言って
自分が辿り着けなかったら話にならないので 着いてからにしようと思っていました
今もここに来る時に探したんですけど 公衆電話がありません

宿の方にはあると思うので出たら 留守電に入れて 何とか来てくれるよう信じています
(国民宿舎の電話を借りるが何と衛星電話100円/12秒、非通知拒否“おいおい”で金を捨てた)



21時55分頃 夕食後やる事もなく 友が来た時に使うヘッドライトを持ちながら寝てしまう zzz...


22時30分頃 友に起こされる 無事到着おめでとう! カンパーイ!



今日は結構走ったね(距離はわからないが・笑)
寒河江SAでGSが閉まっていたのは参ったが明るいうちにキャンプ場に着けて良かった
それにしても凄い所だ 新麟は無事に着けるのだろうか?
鳥海山
登りたかったね 山羊がいたところは天気も良く 田舎道で良かった
夏油温泉は良い こんなにも有名なところとは知らなかった
尾張から来た彫刻家の川嵜さんといろいろ話をした
無事に新麟が来てくれて安心した 明日から楽しみだね
それにしてもメーター 何とかならないかねぇ〜



この赤いバイクは?




 第2日目 雨

 8時00分 起床

ジャン!
友・新麟
昨晩の話
無事逢えて良かった!

 ジャン!
 おはようございます
 8月24日土曜日 2日目です 天気は雨です
 只今の時間は9時32分位ですがこのような天気になってしまいました
 まぁ初日に雨は降らなかったわけですが スタートしてしまえばこんな雨も
 何とか乗り切らなければいけないということではないでしょうか
 ところで何か見たことのある赤いバイクがありましたが
 あれはどなたのバイクなんでしょうか?


 おはようございます!
  おはよう!(ご存じ新麟です)

 はるばる昨日
  
はい 昨日初めて旅先で待ち合わせをするというチャレンジをしたんですけど
  僕は仙台からこちらに直行して来ました
  夏油温泉 なんで夏湯というかというとですね この温泉は最良の温泉でして
  夏に入ると油汗をかくということで夏に油(あぶら)で夏油(げとう)といいます
  それ位にですね 体の成分が外に出て健康にいいということですね

  来る途中はまっ暗でですねちょっと道に何回も迷って 散々迷ったんですけど・・・


 (言葉に詰まります 例によってカッコ良く決めようとしたのか
  それとも何かヤバイことでもあったか どちらにしてもやり直しは許しません
   テープとバッテリーがもったいないから)


  笑ってごまかしています HARUはどうでした昨日?
  ずっと寝ないで来たという話でしたけど

 そうですね まぁ昨晩はぐっすり寝れました お疲れ様でした
  
昨日キャンプ場に来てですね HARUのテントを見て 何回か声をかけたんですけど
  全然返事がないので 全て用意し終わって でもロウソクが点いたままだったで
  起こさなければいけないと思って 声をかけたら
  「ふぅんんんー 来たの!!!」ってメチャメチャ寝ぼけていました

 22時5分前まではいつ来るかいつ来るかと思って待っていたんですけどねぇ
 つい ウトウトと・・・してしまいました
  
でも楽しかったですね 初めてのキャンプ場の待ち合わせ

 まぁ無事逢えて良かったですね
  
逢えて良かったです
  
これから東北の旅を二人でしていきます
  まぁ雨が降ってるんですけど 楽しい旅になるんじゃないかと思っています
  しょっちゅうなんで雨は・・・ よろしくお願いします

 こちらこそ


一夜を共にしたライダー



 一夜を共にしたライダー

  左が尾張の彫刻家の川嵜さん

  右が大阪の山野さん



12時16分 昼兼朝食を食べます

小雨時おり強い!



14時30分 岩手山SA着 雨は降ったりやんだり 風は冷たくない



17時過ぎ 奥八九郎温泉確認 夕食へ



19時20分 奥八九郎温泉着 雨が凄い



21時20分 四苦八苦しながらテント設営終了

 大雨でテントに浸水してきてしまいました



雨でも夜でも勿論 温泉へ そのために来たのですから

八戸から来たやさしいおじさん(釣り人)にビールとイワナの骨酒を頂きながら温泉に浸かる
(このおじさん 温泉の目の前に車を止め 陣取っていたのですがわざわざ数百mを歩いて僕等を呼びに来ました)

この骨酒は最高にウマい!!



ジャン!



 ジャン!
 只今の時間は23時04分過ぎです
 隣りでなんか言ってますけど・・・
 ここは秋田県小坂町ですね
 奥八九郎温泉の近くのダートの脇に野営しています

今日は北上西から高速に乗って ひたすら雨の中ここまで来ました
なぜかねSAに着くとやむんですけど 走り出すとすぐまた降るという感じで
ここに来ても雨が降っています
テントが実は浸水してきてしまいました
ゴミ袋を下に敷いて何とか浸水を防いでいるという状態です

ところで『奥八九郎温泉』 これが素晴らしい!
今までで一番いいという位の秘湯ですね
雨の心配と夜ということでビデオも写真も撮ってませんが明日の朝も勿論入りますので
その時にこの素晴らしい温泉を見て頂けるのではないでしょうか?

今日は凄い雨の中をずっと走ってこの温泉に入らなければ只辛いだけだったのですが
最後にね 客観的に見れば凄い辛い状況であるんですけども この温泉に入ったことで
気分的にも凄い良い方向に進んでいるんではないでしょうか
今日は1日雨でしたけど 明日以降はね 雨もやんで青空も見えるという予報も出ていますので
期待しています

それではおやすみなさい



朝から雨 今日はガマンの日だね 気温が低くないのが救いかな?
高速道をひたすら北へ
移動で終わってしまう一日になりそうだったが奥八九郎温泉に行って良かった
今までの北海道以上の秘湯だ 東北の旅を楽しめそうな気配を感じることが出来た一日
客観的に見れば最悪の一日(雨)であったがこれを楽しめればもう怖いものなしだ


※ご案内/2002年・東北の旅は容量を考えて3ページ構成にしました
 北海道への旅は『北海道のすすめ』にて紹介しています

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※このリポートはビデオ収録を元にご紹介しています
 思い出ではないその時の旅がここにあるのです


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