2003年 CHANGE

2003年 CHANGE タイトルバック

平成15年8月30日(Sat)夜〜9月10日(Wed)


新たなる感動の地『東北』 自分の旅、継続への翼進!
     〜行き当たりばったり〜

 (ビデオとギャラリー&リポート)


昨年は『東北縦断』と言うにはあまりにも短い4日間だった
しかし 自分にとって未知の地『東北』が素晴らしい地であることを垣間見ることが出来た
自分にとって絶対に捨てられない地『アイヌモシリ・北海道』がある
この地に行こうとする限り どこに行っても中途半端に終わってしまい 本当の感動は味わえない
そろそろ『CHANGE』する時期(とき)が来た
バイクを替え 佐渡を旅することで準備は整った

北海道は今度行く時は区切りの10回目
この記念すべき10回目の北海道を最高(常に最新が最高!)の旅にするためにはしばらく外に
出なくてはと思った
別に他の地が北海道より劣っているというわけでは断じて思っていない
理屈ではなく『アイヌモシリ・北海道』は自分にとってかけがえのない地なのです

そんなことで今回はある意味『感動が約束された地・北海道』を諦め、全て東北ということにしました
時間はたっぷり?あるので 変に時間を有効に使おうというような考えを捨てて 行き当たりバッタリで
旅が出来るのではと思っています
これまでも結構行き当たりバッタリでしたが、それは旅の行程であって天気や気分で順番が変わると
いうようなこと 全体の旅ということでは結局ここは行きたい・行くんだというものがありました
旅の仕方としては北海道の最初の旅に戻った感じ
ここまで北海道の旅で養った自分の旅の仕方の原点に戻るということです
2001年の『北海道・我が原点への旅』はこの地をまだ知らなかった頃の旅・行く所走る所が
全てが只々感動していた頃の旅に戻る旅(失っていたわけではない)
今回は北海道をここまで自分の中で大事な存在にした旅の仕方への『原点』に戻るということ
この地では4年目にしてアイヌ文化探求 そして後に続く大事な旭岳の登頂(これ自体はともかく)をした
純粋に東北の道を走ることを楽しめれば 東北の良さが少しでも感じることが出来れば良い

そんなことを考えていたら一つ『迷い』が出てきました
それはビデオを持って行くかということ 最近あたり前のようにビデオを持っていってはいるがあえて
今回は止めてみようかな?と・・・ 楽しくて始めたものではあるがある意味重荷にならないのは
北海道ではビデオ収録を始める前に4回訪れていて 今考えるとこの時ビデオを持って行っていたら
ビデオを撮り始めてからこれまでのように楽しめたかどうかわかりません
もちろん初めての北海道は友がいましたし またこの時の友の撮るビデオが後に撮り始めるきっかけと
なったのも事実ですが・・・

一応持って行きますがどうなるかな?
長い道のりを走り出せば自然を決まるでしょう?

東北はちょっと地図を見ただけだが友が言っていたように面白そうなダートがいっぱいあるではないか?
思わずTT−Rにしちゃおうかな?と思ってしまう でも今回はバイクを替えたことでまた違う楽しさが
見つかるような(見つける)期待もある 見つからなくても舗装路でも楽しい旅が出来ることを
知ってるし最初は浅くね これから先にどんどん奥に入っていけば良いではないか

とりあえずスタートで雨が降っていないので良かった

そろそろ行きますかぁ〜


ここは1ページ目です

2003年 東北の旅 2ページへ

2003年 東北の旅 3ページへ

2003年 東北の旅 4ページへ


※ご案内/2003年・東北の旅は容量を考えて4ページ構成にしました
※一番下にもリンクはあります


8月30日 21時35分 出発

日が暮れちまったぜ! 準備に手間取ったためだ
遅れたというより何時出発という計画がないわけだから『どう』ということはないんです
目的地も広く東北の北の方というくらいでスポット的に決めて(決まって)ません
初日は距離があるので今夜から明日にかけて行く方向が最終的に良いかな?と・・・
目的地(東北の北部)に早く行きたいのは今までといっしょで途中でキャンプとかはどうも出来ません
北海道の時はフェリーの中でどんどん旅モードに入った(何しろやることがない・笑)ものです



24時49分 東北道・安積PA着

ここまで雨が降っているわけではないのにしっとりする感じ
カッパを着る



25時49分 東北道・国見SA着

ここに着く前に雨が降りだしました 予想的中!着るタイミングは完璧でした


28時46分 東北道・前沢SA着


ここまでの凄い雨にすっかり疲れました
食事をとり 休んでいたらうたた寝をしちゃいました!
雨は一向に止まない SA情報では雷を伴う強い雨が続くとのこと
ここは秋田道との別れる手前のSA さてどうするか・・・?
早速行き当たりバッタリだぁ〜
雲は西から東へ流れるもの 待っていても始まらない 秋田道に向かいます




第1日目 くもり

9時51分 秋田道・西仙北SA着

雨パラパラ しばらく様子を見ることに





 11時53分 秋田道・昭和男鹿半島IC着

 雨は殆ど止みました!

 長かったぁ〜



ビデオの紹介は男鹿半島・入道崎の近く 『八望台』に着いたところから始めます

東北の旅・オープニング集へ

ジャン!


 ジャン!
 平成15年8月31日 2003年の日曜日 今年も始まりました
 今年は東北の旅 本格的にね
 昨年は4日程いた後北海道に渡りましたが今年は全て東北ということで
 周って行きたいと思います
 スタートは昨日の30日 結局ですね21時30分位 大分遅い出発になってしまいました
 夜中ずーっと走って出発は雨が降らなくて良かったんですけど福島辺りからですね
 ずうーーーっと雨でした!

ずうーっとと言いましたがここは雨も止んで涼しいという感じの気候で 今まで寒かったからこれでも十分うれしいですね
ここはですね 秋田県です 男鹿半島にやって参りました
今日本当にテントどうしようかと思ったんですけど、雨も止んだんでひと安心です
もう すぐキャンプ場に行って もう全然寝てないんですぐ寝たいなんていう感じなんですけど
時間があまりにもありますんでちょっと見に来たら素晴らしい景色があったと・・・いうことです
ちょっと見てみましょう!



W650 HARU仕様
重戦車のよう
コスモスの苗が植えられています
展望台があります



 ここは八望台という所です

 なんか演歌かけててね 雰囲気がぶっ壊されている感じなんですけど

 それに負けない素晴らしい景色があります




 こちらはW650 HARU仕様。完璧ですね!
 というのは嘘なんですけど まぁこの鉄の馬
 結構軽快なバイクですが荷物を載せるとこのように
 もう重戦車のように見えます
 んん・・・ 素晴らしいぃぃ! バイクに仕上がりました


 そして この景色
 こちらにはもうコスモスの苗が植えてありまして これから秋にかけて
 素晴らしい景色が更に倍増されるというところですが
 上に上げて見ますと海です
 素晴らしい!
 まずね ここまでずっと上りなんですけど この景色 もうすぐ見る前から
 登りきった後にね あるってことがわかって ここまで雨に中ずっと走って
 辛かったですけど ここで一気にヒートアップしたと・・・いうところです



 こちらには展望台があります

 ちょっと上に上がって見てみましょう



男鹿半島・案内図
現在地
二ノ目潟
寒風山
一ノ目潟
三ノ目潟は隠れて見えない





 本当にこの演歌 何とかならないものでしょうか




 ここですね 現在地

 ここに一ノ目潟 二ノ目潟 三ノ目潟とありますけども

 これが見渡せるということなんでしょう

 男鹿半島の入道崎はこれから行くつもりです


 二ノ目潟 これはね何かなと思ったんですけど これは火山活動に
 よって出来た特殊火山湖ということです

 この『二ノ目潟』ここです
 神秘的ですね
 雌阿寒岳に登った時に上から見たオンネトーに似てますね
 でも色はオンネトーの方が美しいですけど 何か神秘的な感じ
 ある意味不気味です



 この八望台ですけど 日本海が展望出来る展望地

 この名前は高松宮殿下が命名されたということです






 さっき見た方ですけど この山は寒風山と言います

 行こうかどうかちょっと迷った所ですけど 行くかどうかはわかりません





 そして 海との間に隠れてたのが『一ノ目潟』

 下からだと見えなかったです

 ちょっと良くわかりませんね 良く見えない




 先程見た二ノ目潟ですけども 奥は戸賀湾です

 三ノ目潟はここに隠れて見えないんですね



入道崎(男鹿半島)
とてもきれいなところです
いい絵ですが・・・
これでは夕日は望めませんね
なまはげ



 入道崎に来ました

 灯台があります

 ここは登れるそうですが登りません




 ここは非常に芝生がきれいですね

 ちょっと隠れちゃってますけどね 人が結構います

 殆どカップルですね





 おぉ いい絵ですね!(悲しいかな私は独りなのです)






 ここは夕日がとてもきれいだということです
 でも夕日を待ってられないのでキャンプ場に向かいたいと思います
 ここに来る途中に通ったんですけど 何も書いてなかったんですよね
 失くなってないでしょうね
 ちょっと心配です





 ところで先程の八望台といい ここ入道崎といい

 この演歌何とかならないものでしょうか?



16時45分 『なまはげオートキャンプ場(男鹿市)』(1000円)着

場内に露天風呂があるという『桜島キャンプ場』に行くが 何が原因か今は入れないという
受付前に気がついて良かった(ちゃんとサイトを見てからという経験ですね)
他にきれいな夕日が見れるというが曇り空だし、これではね
急ぎ場内に隣接して男鹿山温泉施設がある『なまはげオートキャンプ場』へ行く
テントを張り終えた頃 何と突然晴れました!

突然晴れました!
影が意味するものは・・・

これは間違いなく入道崎で夕日が見れると思い向かいます



走行シーン 曲はリッチー・コッツェンの『HIGH』とホール&オーツの『SARA SMILE』
一度往復した入道崎八望台北浦線の海が見えるところに来たところから撮り始めます
素晴らしいぞ!

おおっー、夕日が見える! センターラインに当たる夕日 空もこの通り、青空が見えます
素晴らしい! バイクとHARUの影 灯台が見えて来ました
素晴らしい立ち位置


戻って来た甲斐がありました!




 素晴らしいです!

 戻って来た甲斐がありました


夕日(男鹿半島・入道崎)





 狙いを絞ったたった一枚の写真

遅くなってしまったので ここで夕食・ウニ丼を食べます
美味しかったのですが 利尻・礼文の最高級のウニ丼を食べている私には・・・
ウニ丼にはちょっとウルサイのです
北海道でも更に美味の離島のウニと比較するのは可愛そうですかね



食事を終え 外に出るともう真っ暗
あれだけ賑わっていたお土産物屋は殆ど閉まり とても静かな寂しい感じ
隣接の温泉の駐車場にはたくさんの車があり もうちょっと遅い時刻にとキャンプ場に戻った
テントに入りちょっと横になる やっべぇー!すぐ寝ちゃいそうだ そりゃそうですよね
昨夜は寝ずにここまで来たのだから(昨年も心配していながら友の到着を待てず寝てしまいました)
キャンプ場にはシャワー完備(ここは高いだけに設備が整っている)ということで温泉はやめました
周りには誰もいないので気を使わなくて良い 全て貸切状態だ
そのせいか開放的になりテントを開けっぱなしで歯を磨き戻って来たら 真っ暗のテントの中から何物かが
飛び出してきた 音からカラスなどの鳥ではなさそう 鳴き声もなし ただ小さくはなかったね
タヌキとかのたぐいでしょうか
ランタンも点けていなく真っ暗だったのでわからない とにかく怖かった
(テントを出る時は必ず入口を閉めるのは基本・ゴミも外に出さない これはカラス対策)


今日はスタートこそ雨は降っていなかったがすぐにどしゃ降り 長い道のりこれは辛かった
しかし結果は現地に着いたと同時に止み その後晴れた 見るべき所で素晴らしい夕日を見ることが出来た
移動と目的地 大切なのは目的地に決まっている 途中辛い思いをしなからも結局 良い形で夜を迎える
正に私(HARU)の旅にふさわしい一日強であった 大自然の神はやっぱり私の味方であった
しかしそう思えるのは全て辛いことがあったからと感じる
車やバイクでも宿中心の旅ではこの喜び 安堵感 自然への感謝の気持ちは味わえない!
真っ暗と思っていたが見上げるとそこには正に降るような星空があった
幸先の良いスタートとなったが長い旅そうはうまくいかないだろう
とりあえず明日の朝 出発までは雨が降りませんように・・・


第2日目 くもり ちょっとむし暑い

8時09分 起床

なまはげオートキャンプ場



 とてもきれいで設備の整ったキャンプ場です

 私は断然このような山の中のキャンプ場の方が好きです

 『桜島キャンプ場』にしなかったのも その理由からです

10時31分 出発



12時23分 鹿ノ浦展望台(八森町)着

ジャン!
鹿ノ浦展望台(八森町)


 ジャン!

 9月1日月曜日です

 2日目ですけども 只今の時間は12時38分 もう昼ですね

 今日も晴れました

 昨夜 星がきれいに見えましたけども

 今日も雲はありますが日が雲に入ったり出たりで出ている方が多いです

 走っていると風が強く感じられますが止まると結構暑いです

 今日は目標は特にないんで とにかく海沿いを津軽半島に向けて走って行きます

結構 昨日も今日も素晴らしい道がありました(撮り逃していますが)
北海道に近いような道もありましたけども車が多いのと車のスピードですね
やっぱり北海道のように走ることは出来ませんけども それでも空いている方なので気持ち良く走れます



走行シーン 曲はaikoの『アンドロメダ』とリッチー・コッツェンの『GET A LIFE』、『CHANGE』
海沿いの国道101号(大間越街道)を『五能線』といっしょに北上する素晴らしい道です

とにかく道(路面)がきれいです 時折日差しも
五能線を右に左に見て走ります 青森県に入ります イカを干しています 現在の気温 23度
こんなところで逢えたらいいなぁ〜 五能線による旅もきっと良いことでしょう 結局列車と出逢う願いは叶わなかった




13時37分 『黄金崎不老不死温泉』(600円)着

 暑いです

ジャン!
黄金崎不老不死温泉


 ジャン!

 黄金崎不老不死温泉に入ってきました

 とてもね 人がいっぱいいて 今 空いたんですけど、、、
 ちょうどタイミングですね
 人がいっぱいいたのでビデオは撮りませんでした


 湯は結構熱く 天候も暑いのでもっと寒い時だったら
 もっといい感じですね

 あと真昼間入る所ではないですね
 夕日がとてもきれいだということで本当はここに泊まった方がいいんでしょうね!
 でも気持ち良かったですね



16時08分 焼きイカの店が多く並ぶ 鯵ヶ沢湾近くで焼きイカ(250円)をゲット! これがうまい!!!

初お目見えです(岩木山)
もう秋を感じさせる


 岩木山が見えました! 高い山という印象はないですね

 結局、五能線とはいっしょに走ることは出来なかった

 自分にとっての夏は始まったばかりというのに

 もう秋の気配が・・・



国道101号を離れ 津軽半島を北へ進みます この農道は真っ直ぐな道ですが北海道のそれとは違います
この辺りは大小多くの沼があります 岩木山の見えるちょうど良いところで写真を撮ります



16時40分過ぎ 『屏風山の家キャンプ場(木造町)』(260円)着

今夜は一人ではないようだ 8月から一ヶ月北海道を周り 今はこの東北
これから10月末までに大阪に戻れば良いという今年定年を迎えたCB400 SUPER FOURのおじさんがいた
羨ましい話だがこれまでこのような旅はしたことがなく 定年を機にこれまでのご褒美とばかりにバイクを
買い旅に出たという 少しずつでも旅が出来る自分の方がある意味幸せかな?なんて感じた

岩木山
岩木山と雲




10時間近くも寝てしまった! 疲れているというのもありますがテントでこれだけ寝られる人はそうはいない?
それは何より安心からくるものと思う 五能線といっしょに走る大間越街道はとても素晴らしい!
東北の良さの発見であった
残念ながら列車(何両?)といっしょに走ることは叶わなかったが変化に富んだ道で天気も良く最高だった
黄金崎不老不死温泉はきれいなホテルでちょっとガッカリ・・・ もっとひなびた感じを想像していた
気持ちよさは『相泊温泉』の方が上だと思った 暑いせいだろう?変な話だが寒ければね
そう思うのは入浴後の走行
天気も良く気温も高かった(23度位)が走ると肌寒い感じだったのが全く寒くない
むしろポカポカして(むし暑いのではなく)眠くなってしまった 温泉としての効能はまず上ということだ
今日は出発も遅く あまり走らなかったが景色・走りを十分楽しんだ
今夜のキャンプ場は昨夜とうって変わって設備が全くない 炊事のための水道すらない
学校の昇降口にあるような水道があるのみ でも料金が安いのでこんなものか
ただ景色は素晴らしい!
目の前に平滝沼 遥か奥には岩木山が見える
『岩木山』
どこからでも見える(利尻富士のよう)というが とりあえずここでの姿は素晴らしい
多くの遊歩道もあり 明朝早く起きる?ようだったら行ってみるか?
最初からゆっくり出来る旅って良いね!
津軽半島に入ったが明日はいよいよ先端の龍飛崎。天気予報は明日午後から晴れるという
これは入道崎と同じかそれ以上の景色(何と行っても北海道が見えるからね)が見れると期待が膨らむ
明後日の予報は雨 これはしようがない 降ってからの話かな


第3日目 くもり

7時42分 起床

昨夜はとにかくおじさんのいびきが凄かった でも十分寝れました
散歩するか迷いながらも片付けを済ませたところ 管理塔のおばさんからコーヒーでも飲んでかない?の声
コーヒーはとっくに飲みました!なんてことは言いません こういう時は頂くのが礼儀 っていうか
急ぐ旅ではないし これができる旅が私の旅なのです しばし楽しく会話をかわす

ジャン!


 ジャン!
 9月2日火曜日 第3日目
 只今の時間は10時4分です
 今日は昨日より1時間程早く起きたのですが
 結局この時間になってしまいました
 ここは屏風山の家キャンプ場です
 ちょっと見てみましょう!

岩木山は今朝は雲の中
縄文家屋があります
屏風山の家キャンプ場(木造町)



 これが平滝沼です
 この辺には沼がいっぱいあるんですけども その中では大きい方です

 そしてここに岩木山です 雲がかかってしまいました
 昨日ここに着いた時は凄い良い景色でした




 このキャンプ場は青少年向けに学習施設的なところでして

 このように再現された縄文家屋などがあります

 その関係からか設備はあまりというか殆どありません


 今日はこれから龍飛崎まで行くわけですが

 先程おばさんに聞いたところ すぐ近くに氷河期の木が

 そのまま残っているという場所があるということで

 そこに立ち寄ってから向かおうと思います

10時11分 出発



10時29分 埋没林(出来島海岸)着

埋没林の看板
出来島海岸
さて、この地層のどこかに・・・
約2万5千年前の木
これから奥に見える龍飛崎に向けて出発です


 埋没林に着きました

 日本海に面した出来島海岸に約1kmにわたって
 約2万5千年前の埋没林があります
 樹種はエゾマツ アカエゾマツ等の針葉樹で
 幅約30cmの泥炭層に1〜2m間隔で数千本と
 世界でも最大規模のものです
 この埋没林は最終氷期(約8万〜1万年前)後期の極寒期に
 洪水などの急激な環境変化によって針葉樹林が水没し
 その根が水分により真空パックされたため腐らずに残ったもので
 同時期の地球環境や植生を知る上で貴重なもの


 ちょっと見てみましょう




 凄いですね 水がいっぱい湧き出ているますけど・・・
 さて どこあるのでしょうか?

 それはそうと日が出てきました 気持ち良いというか暑いです
 約1kmにわたってあるということですがどこにあるんじゃい
 凄いな 本当に続いてますね



 ありました!

 いくら時間があると言っても1kmも歩いて探すのは大変ですからね

 諦めようと思ったら見つかりました



 これが約2万5千年前の木なんですねぇ〜
 こちらにもあります ちょっと触っておこう 木ですね あたり前だ
 これ何でしょうね 氷ってわけじゃないですけどね
 何かね 2万5千年前なんて信じられない
 人間がいない時代のものなんですからねぇ〜
 あのおばさんに聞かなかったら知らなかったので
 教えてもらって良かったですね〜



 海の方はまだ曇ってますけど 向こうには龍飛崎が見えます


 行きましょう!



11時12分 『亀ヶ岡考古資料室』(210円)着

亀ヶ岡考古資料室

この地はあの有名な(宇宙人じゃないかなんて説も出た)遮光式土偶が出土されたところです
しかし ここには置いておらず非常に残念
国の重要文化財ということで東京国立博物館に本物はあるそうです
平成9年に見学していますが あまりにも少ないアイヌ展示(収蔵はたくさんある)に頭に来て
気がつきませんでした 全く国のやることは納得出来ません
出土したところにあるから意味があるのです
仮に国宝だからと言って東京に置く理由にはなりません
国宝だからこそ 現地まで行く価値があるとは思いませんか?



13時04分 七平展望台(中里町)着

七平展望台(中里町)
七平展望台(中里町)


 ジャーン!

 十三湖が見えるという展望台に来ました

 展望?台といいますけれど 松の木が邪魔であまり展望出来ません

 ここに来る前に十三湖大橋のたもとで『しじみラーメン』を食べました
 とてもおいしかったです
 何が美味しいってラーメンではなく『しじみ』が美味しいのでしょうね

 そして 山の方を走って来たんですけど この道がとても軽快に走れまして
 道幅も広くて気持ち良い道でしたね
 晴れると言っていた天気ですがまだ雲が消える様子はありません

 行きましょう



走行シーン 曲はリッチー・コッツェンの『NATURAL THING』と『DONT ASK』『DEEPER(INTO YOU)』
国道339号を海沿いに出て龍泊ラインを走ります 撮る前から期待でる道ですね

ここから一気に登ります 登りに入りました 後ろには権現崎が見えます おぉー、そそりますねぇ〜
右に左に軽快なワインディング 天気は決して良くはなかったですが素晴らしい道です とうとう北海道が見えました!




14時19分 眺瞰台(小泊村)着

素晴らしいワインディングロード
眺瞰台



 ジャーン!

 これは権現崎ですね

 そして今この道をぐうーっと上ってきました

 素晴らしい道のりでしたね

 あの素晴らしい『知床横断道路』に負けず劣らずのワインディングロードです



 そして、、、ここは眺瞰台ということで この向こうに何と北海道が見えます




 素晴らしい!


 天気こそ青空は見えませんが北海道がこんなに間近に見えます





 先端にはこれから行く龍飛崎が見えます


 風が収まりまして 今一番高いところにいても殆ど無風状態です



 とにかくですね すいてましてここまでの道のり
 大勢の人が来る観光地と思っていましたから
 それこそ『知床横断道路』のようにいっぱい車がいると
 思ってましたけども 車は少ないです
 やはり9月というところでしょうね
 あと上りに入る前の道ですけど 凄くきれいな道で北海道にも似た
 道なんですけど これから凄い僻地というか田舎に向かっている
 という感じを漂わせる道でした




 これからあそこに向かいたいと思います



15時42分 青函トンネル記念館(300円)見学後発



15時55分 『龍飛崎野営場』(500円)着

楽しみにしていた『龍飛崎温泉』はナント入浴だけのお客は受け付けないとのこと
悲しいというよりも 怒りを感じました
これでは観光客は間違いなく減りますよ ホントに・・・ 現に道はとても空いていた
それに対して黄金崎不老不死温泉はとても賑わっていた 向こうだってそうとう田舎でしたのに・・・



早い夕食後 すっかり人に退いた『龍飛崎』に向かった

ジャン!(龍飛崎)
北海道です
北海道が目の前
下北半島も見えます


 ジャーン!
 只今の時間は17時33分 龍飛崎まで来ました
 天気予報はハズレますね
 午後は雲もなくなり 夜は星マークも出ていましたけどね
 これでは夕日も見えません
 ここは思ってた通り 結構寂しい所ですね
 1時間前程は観光バスも来て人がいましたが
 今この時間は静かで人もまばらですね ちょっと見てみましょう

 こちらが函館の方ですね
 天気が良ければ駒ヶ岳も見えるということですけども
 今はどれが駒ヶ岳かわかりません
 ちょっと赤くなってますね
 気休めだな
 こちらに案内図があります
 右の方から下北半島・恵山岬・函館山・駒ヶ岳・松前町と


 これは観測所でしょうか?
 やっぱり一番良い所を陣取っているので一番の景色は見えません
 海も青いんですけど 今日は陰っちゃってよくは見えませんけど 穏やかですね


 今晩はすぐ近くの龍飛崎野営場にしました
 私以外は2台のバイク(カップル)だけです
 一番良い所にテントを張りましたが この天気ではどうもないですかね
 明朝天気が良ければまた違う素晴らしい景色が見えるんではないでしょうか?
 それだけでもこの龍飛で泊まった甲斐があるのではないでしょうか
 今日は暖かいうちに龍泊ラインの素晴らしい道を走り
 眺瞰台に着けたことだけで良いんではないでしょうか

 このすぐ目の前に灯台がありますけど このランプはいつ火が灯るんでしょうかね



今日は龍泊ラインに尽きますね! 天気は決して良くなかったけど ワインディングが楽しかった
走りきって上ったところで北海道が見えるなんて最高です 素晴らしい!!
明日は雨の予報が出ているので『三内丸山遺跡』と2つの博物館を見学することにする
特に『稽古館』だけは前から行きたかった所 ゆっくり見るために今日は早く寝よう

寝ようかなと思っていたところ テントに当たる雨の音が・・・
しようがないですね 考えても始まらない 寝ましょう


※ご案内/2003年・東北の旅は容量を考えて4ページ構成にしました

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2003年 東北の旅 3ページへ

2003年 東北の旅 4ページへ



※このリポートはビデオ収録を元にご紹介しています
 思い出ではないその時の旅がここにあるのです


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