2003年 CHANGE

2003年 CHANGE タイトルバック

平成15年8月30日(Sat)夜〜9月10日(Wed)


新たなる感動の地『東北』 自分の旅、継続への翼進!
     〜行き当たりばったり〜

 (ビデオとギャラリー&リポート)

ここは3ページ目です

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2003年 東北の旅 2ページへ

2003年 東北の旅 4ページへ


※ご案内/2003年・東北の旅は容量を考えて4ページ構成にしました
※一番下にもリンクはあります


第7日目 雨(大分弱くなった)

6時18分 起床

ジャン!
自分好みのこんなところです
こんな感じでテントを張りました!
空がちょっと明るくなりました

 ジャン!
 9月6日土曜日 7日目です
 ここは川内町の町営のキャンプ場です
 無料なんですけども昨夜はここに泊まりました
 この画面のこちらの方(後ろの道)が出入り口なんですけど
 昨日入った温泉が歩いて2、3分のところにあります
 昨日はとにかく雨が凄かったです 今もまだ止んでませんが大分小雨に
 なったので こうやってちょっと木の下に出れるくらいになりました
 来ましたねぇ〜 やっぱりこれだけ長い旅ですとこういうこともあって当然というか
 当たり前なのでね しようがないんですけどそういう時にこういう場所に来れたと
 いうことで まぁ運が良いと言ってしまおうではないかということですね
 ちょっと見てみましょうか
 ここは無料ということでね 炊事場とかトイレはきれいですけどそれ位しかありません
 しかしすぐ近くにある温泉がとにかく気持ち良いです それだけあれば十分ですね
 天気が良ければ最高なんでしょうけど このキャンプ場で助かったというところですね
 まずは道(幹線道路)から近いんですね
 だから暗いダートとか峠道など走らず昨日も雨の中すぐ見つけられて良かったです
 ここはツーリングマップに載っていないということで 私も地元の観光マップで初めて
 知りましたからあまり知名度がないおかげで雨というのが絶対にあると思いますけども
 キャンプする人が私しかいませんでした
 一応屋根のある本当は建てちゃいけないところ建ててバイクもこの中に入れました
 吹き込みが凄くて全然乾いていませんけれど 完全に雨ざらしとは違いますから
 その点は良かったですね テントはこんな感じで建てました
 これからね一応小雨になったということで止む方向にあることは間違いないと思います
 今日はですね 下北は一応終わったのでまた戻って ちょっと距離を走るんですけど
 岩木山を見に行きたいと思っているんですけど そこでハッと気づいたのが
 昨日通ってきた脇野沢
 峠を走るだけでただ寒いだけだったんですけど こちらは津軽半島・蟹田町まで
 フェリーが出ているんです
 それが1時間位で10時40分に出航ということで、それで行こうじゃないかと
 雨の中走行しなくて良いし 時間も稼げますよね(短縮)
 それでもって少し時間が1時間位はこれからすぐに出ればあるでしょうから
 昨日通り過ぎちゃった脇野沢を見て周ることも出来るんで
 それで行きたいと思います
 何か空がちょっと明るくなりました



8時54分 脇野沢フェリーターミナル着

チケット・ゲット!(乗船券・1120円/バイク・2440円)

結局ここでも小雨状態は続く(キャンプ場を出てすぐ本降りでした)
どにも行かず朝食(ほっけ定食・旨かった!)を食べ、出航を待った



10時50分 出航



11時50分 蟹田フェリーターミナル着

相変わらず小雨 更に強風で海も荒れていた

しかし・・・
ジャン!



 しかし・・・


 ジャン!
 只今の時間は11時59分です
 フェリーに乗って 津軽半島・蟹田に来ました
 雨は出航前に止んだかと思いましたがまたポツポツと来ました
 風がとにかく凄いです
 海は大荒れ
 何か東北に来たということがここへ来て感じられました
 今ちょっと予報を見ましたら弘前の方はちょっと晴れるような
 ことも言ってます
 全体的にはくもりですが一時的に晴れもあるということで
 これから岩木山の麓のキャンプ場まで行きますので
 明日登れるといいですね



12時57分 『道の駅・なみおか』着

ここへ来てやっと雨が止む



14時17分 『弘前城・追手門』着

本丸(300円)見学 またかぁ〜 今度は霧雨。その後は・・・

弘前城
弘前城(下乗橋より)




16時52分 『岩木青少年スポーツセンター』(500円)着

ジャン!
常設テントを使わせていただきます
岩木山(標高1,625m)雲で頂上は見えない
寒い場合はこのトレーニング室に入っていいと有難い言葉をもらった

 ジャン!
 只今の時間は17時05分です
 一応ね 雨が止んだかなという感じですけども ここはですね岩木山の麓
 嶽温泉のすぐ近くにあります『岩木青少年スポーツセンター』ということで
 子どもたちがね 健全なスポーツを学ぶというか トレーニングをしたり
 遊んだりする所なんですけども こちらのキャンプ場に値段とかそういうのは
 わからなかったんですけど来ました
 今、受付を済ませ500円なんですけど 施設内にお風呂もあるということで
 とてもうれしいです
 あとですね 雨の方がこちらがホントに・・・(トホホ)
 弘前に入ってちょっと1回止んだかなぁと思ったら
 弘前城を見ている間にまた降って来ましてですね またどしゃ降りになりまして
 結局ずっと降っていたようなものです
 ちょっと見てみましょう

 ここはだだっ広いキャンプ場です
 昨日みたいに炊事場に建てることは出来ないなぁなんて思ったんですけど
 まぁ雨が止んだんでっていうのもありますけど まだこれから降るかも知れません
 そしたらですね 本当は有料(無料でした)なんでしょうけども
 こう常設でテントが建ってまして 「どこでもいいから好きなところ使っていいよ」
 ということでこちらの中を使わせていただきます とても有難いですね
 片付けるのもあれだし 雨の心配もないので・・・
 今日は小学生たちが来て・・・小学生たちは何も働いてませんけどね
 遊んでただけですけども 何かやっているようですけども
 今日は土曜日ですからね 弘前城も人も多かったですし 車も多かったです
 目の前に岩木山があります 雲で隠れててどの辺が頂上だかわかりません
 で、この下に見えるのが施設で体育館などもありまして
 あとこのオレンジの建物はトレーニング室ということです
 ここは海抜400m位のところですが「もし寒くてどうしようもない時はこの中に
 入っていいよ」ということを言ってもらったんで最初からこの中でも
 いいかななんて思ったりもするんですけどね 一応テントの中にします
 明日は途中見た予報では全体でくもりということで雨は大丈夫そうなんですけど
 やっぱり山に登りたいので晴れて欲しいなというところです
 とりあえず安心です



18時35分 施設内のお風呂へ

おぉ〜! これは温泉ではないかぁ 嶽温泉ですね
乳白色のつるつる温泉です 肌がすべすべになるぅぅぅ。。。



昨日から降り続く雨は朝方ようやく弱まった おかげでちゃんと片付けが出来た ピークは深夜の殆どの時間帯
そりゃもう凄かったですよ! 屋根のないところでしたら大変なことになっていたでしょう?
出発時は良かったがすぐにに本降り 結局 脇野沢の観光は出来なかった
朝からほっけと焼魚定食を食べ空腹を満たす
何せ昨夜は期待した薬膳料理が食べれず 買い物 or 食堂に行くなんて考えもしないくらいメゲていたから
山登り用の非常食とスナックだけでさっさと寝ようとしたが眠れるわけがない
酒を飲んでどうにか眠りについた次第です ってなわけで美味しい食事が更に倍増です
フェリーでの1時間はあまりにも短いので寝ることが出来なかった
脇野沢で一時止んだ雨だったが蟹田FTでまた降り出す
フェリーはそんなに揺れた感じはしなかったが今夜になっても下を向くとグラっと来る
蟹田FTでは相当海が荒れ 波も高かった
弘前手前の道の駅ではとうとう雨が止み ヤッター!と思ったが弘前城見学の途中からまた降り出した
岩木山の絶景ポイントがあったが雲でまるで見えないので写真もビデオも撮らなかった
しようがないので隣接の市立博物館に行ったが次の企画展の準備ということで休館
嶽温泉はどこで入れるかわからず 諦めて(雨でカッパはビショビショだし もういいや
それより寝床を確保しないと・・・)キャンプ場へ
いきなり「雨だけどいいの?」と聞かれ「しようがない」と答える 何と風呂付だ
知らなかっただけにうれしい! テントサイトに行くと常設のテントを使っていいという 更に有難い
準備に片付けと雨の時はこれはとてもうれしい!(ちなみに常設のテントがあるキャンプ場は初めてだ)
どうせまた濡れるが一回乾かすことが出来(これは実は大事のこと)整理も出来る
寒かったらトレーニング室の鍵を開けとくので使って(移って)良いとも
これも余程のことがない限り 居心地の良いテント(広い)を動くことはないが 気遣いがうれしいではないか
お風呂に行き 普通に頭と体を洗い 湯船に入ろうとしたら 何か白いぞ?
これは・・・温泉ではないか! そうです 諦めた『嶽温泉』だったのです
つるつるヌルヌルの湯 温泉ならではの温かさがあります
外はとても冷え込み寒いのでロビーで20時までには出て下さいと言われたリミットぎりぎりまで
くつろいでいた お風呂に来る前5分程の道のりがとても寒かったが帰りは全く寒くない
今、吐く息が白い 明らかに凍えていたお風呂に入る前より寒いはずであるが、大丈夫なのです
温泉って本当に凄いなぁ〜!
明日の予報はくもりなので おそらく登っても下は見えないだろう?
しかし そうであれば山頂は雲上の世界の可能性が逆にプラス材料として期待出来るではないか!
ゲートオープン リフトが動いている限り行こう
ところで温泉の『力』は朝までもつだろうか? バーボンは昨夜飲み干してしまった
ここに青少年スポーツセンター 酒など売ってるはずはない
いざとなったらかたっぱしから着込むしかないかな?
残り少ないワンカップを飲んだら寝ましょう
疲れた おやすみなさ〜い


第8日目 くもり(晴れ間少し見える)

6時45分 起床

9時03分 出発



9時20分 『津軽岩木スカイライン』(1160円)にて8合目着

津軽岩木スカイライン(8合目)




ジャン!
ところどころ青空が・・・
では行ってきます!

 ジャン!
 9月7日日曜日です 8日目ですけど只今の時間は9時39分です
 やっと 晴れました この2日間非常に辛い思いをしました
 その前が暖かかったので雨とこの寒さで結構辛かったんですけども
 本当に温泉に助けられたという感じで 昨日も結局施設内のお風呂は
 温泉(嶽温泉)でとても気持ち良かったです
 まぁ朝まではもちませんでしたけども 朝方までね 温泉に入ったおかげでも
 この寒さから守られたというところでしょうか
 今ね 見てわかるようにリフト(800円)に乗っています
 岩木山山頂まで行くんですけども 8合目までは『津軽岩木スカイライン』という
 のがありまして 9合目まではこちらのリフトに乗って行くということになっています
 大体リフトの終点から30分程ね、歩けばもう頂上ということで
 登山と呼べるようなものではありません
 なまくらな感じですけども 今回はね北海道の時も最初の『旭岳』の時はね
 あれは片道1時間かそこらだったと思いますけども こうやって登れるんであればね
 楽に登れれば、それにこしたことはないんではないでしょうか
 それ以外の山はね やっぱ何時間も歩かないといけないのでね ハイ
 景色の方なんですけども 上の方は下からも頂上は見えませんでした
 一応ですね 上は・・・
 ちょっと見てみましょうか

 青空も所々見えているんですけども まだ下から見えないように上からも下が
 見えるような感じはありません
 風が全然なくてですね 非常に穏やかなんですよ
 ですから寒くなくていいんですけども 逆に雲が流れないという感じ何でしょう
 はい、では行ってきます!



9時45分 岩木山鳥ノ海噴火口(9合目/標高1470m)着

リフトの終点、9合目
山頂は風もなく、晴れています!



 リフトの終点 9合目ですけどもあそこにもう山頂が見えます

 近いです

 羅臼平からも似た風景を見ましたがあれよりも近いと思います

 晴れてますね

 山頂も風はなさそうだし これは楽しみですね


 行ってきま〜す



10時07分 岩手山山頂(標高1625m)着

ジャン! 山頂に着きました


 ジャン!
 山頂に着きました
 ここは正に雲上の世界なので日を直接浴びて ここまでで一番暑いところですね
 風が全然ないのでね 雲も中々晴れません
 やっとですね あったまった体もねちょっと涼しくなった位で全然寒くありません
 結局30分歩きませんでしたね 25分はかかってない位でしょうか
 非常に楽でした ちょっと見てみましょう


1625mのこの鐘です
岩木山山頂にて
神社があります 神社があります

岩木山山頂 1625mのこの鐘です
こういう感じです 所々ね下が見えますけれど 雲で隠れています
正に雲上の世界
団体さん:カンパーイ! いいですね乾杯
北はこちらの方向です あそこに見えるのは多分下北半島 北海道は見えませんね


木造町の平滝沼の方向なのですが・・・ 龍飛崎が見えます
楽しても頂上には変わりありません・・・
ビデオリポートを撮っています。微笑ましいですね。って自分もやってるって!

津軽半島ですね 日本海が見えます
あそこにですね 2日目に泊まった平滝沼のねキャンプ場のある方向なんですけど
これは多分 龍飛崎ですね その奥に北海道が見えるような見えないような・・・

登山者:登山口から5時間で山頂に着きました 皆さん元気です  こちらでもコメントしています


そろそろ降ります




 さて ゆっくりし過ぎました

 そろそろ降ります



これからどうしようかな?

 ジャン!
 帰りはですね リフトのところまで15分位で来ました
 こういう感じで正に雲の中に突っ込んでいく感じです
 これからですね とりあえずは、、、どうしようかな?
 昨年行かなかった八甲田の酸ヶ湯温泉に行こうと思うんですけど
 寒いかも知れないんでね その寒さの度合いによって その手前の
 別の温泉に入ってから下るかというところですけども できれば
 酸ヶ湯温泉に入ってですね 昨年途中で引き返した十和田ゴールド
 ラインを走り抜け 奥入瀬・十和田湖を経由して 奥奥八郎温泉

いろいろ道を考えたんですけど 近すぎるか遠いがどっちかでね 奥奥八郎温泉まで是非行きたいんですけど
ちょっと山頂でゆっくりし過ぎました その辺で難しいところですけど もしかたら十和田湖の昨年泊まった
ところにもう一回泊まっても、、、そこかな感じですね 無理ならね???
酸ヶ湯の野営場は絶対寒くて無理だと思うんでね はい
おぉ だんだん寒くなってきました ハイ



13時28分 『道の駅・いなかだて』着

田舎舘村博物館・田舎舘村埋蔵文化財センター(500円)見学



15時02分 『酸ヶ湯温泉』(600円)着


 ジャン!
 只今の時間は16時です
 酸ヶ湯温泉に入りました
 例によってですね 今 一瞬日が出ましたけども 霧雨です
 これからね 昨年と同じ寒い峠を通って 奥入瀬を通って
 行くので 完全防備でいきたいと思います



●十和田ゴールドライン/霧雨から雨に変わりました 寒いっす!
 ●奥入瀬渓流/どしゃ降り GSで昨日からこの調子だそうです 十和田湖は晴れているという
   ホントかよ?と思いつつ期待する 観光バスで中々先に進めない
●十和田湖/晴れてはいないけど ホントに降ってないよ! 路面も乾いている
 ●発荷峠〜小坂町/また降りだす 飛ばしても飛ばしても中々着かない こんな距離あったけ?



18時48分 小坂町のコンビニ(田村商店)着

結局暗くなってしまった 思った以上に遠かった 手前10km弱のところに来ましたし
もう暗いので、急いでもしようがない
買い出しをして温かい缶コーヒーを飲み 寒さと気持ちを落ち着かせる

昨年行ったとはいえ この真っ暗の中 果たして辿り着けるのであろうか?
バイクはWですし ダートで道に迷った日には大変なことにもなり兼ねない

『一度走った道は忘れない』 自分の能力を信じるしかない!



19時40分 『奥奥八九郎温泉』(無料)着

真っ暗なダートに突然の灯り そうです 無事に着いたのです
3台の車が止まっていた 温泉は結構賑やかです
バイクを止めて とりあえずあいさつをする
あまり快い返事は返って来ない
ガッカリするが今さら行くところなんてあるはずもない
一回すぐ近くに止めようとするが 思い返して昨年と同じ100m程上ったところにテントを
張ることにした



真っ暗であったが一度立てた場所ということもあり バイクのヘッドライトを照らして
無事テント設営終了(昨年のどしゃ降りの中の設営に比べれば楽なものです)



21時頃 冷えた体を温めに温泉に向かう(気は重たかったが・・・)
着くと車は1台に減っていた 同じグループではなかったのだ
二人の仲間らしき人が入っていた もう一度あいさつをする
『なんだ ここにテント張れば良かったのに・・・』
昨年と同じ言葉にほっとする 昨年はテントまで呼びに来てくれた
さっきは真っ暗闇の中からの突然(誰もこんな時間にバイクで来るとは思わないだろう?)の
来訪者にちょっとビックリしたようだ
入ってすぐお酒をご馳走になり 話を交わす
『どこから来たの? よくわかった(来れた)ね』
『昨年も来たので・・・』
一人の方(shoさん)は30年前にW3に乗っていたという また、shoさんももう一人のkikeさんも
同業者(まるっきり同じではないが)ということもあり しばし楽しい時を過ごす



無事に着きました!

 ジャン!
 只今の時間は22時20分です
 あれからですねぇ〜 霧雨という感じ酸ヶ湯温泉を出発しましたけれども
 走り出してすぐ どしゃ降りです!
 何かね 八甲田は私と愛称が良くないようですね
 その後 奥入瀬と十和田で一回ちょっと止みましたけれども
 ここまで来る間 殆ど雨が降っていました
 今日はですね ここ『奥奥八九郎温泉』

昨年と同じところにテントを張っていますが昨年と違うのはここでは雨が止んでいるということです
とてもうれしいです!
風もなくですね 寒くもありません ここ2、3日テントはずっと寒かったんですけども 今日は寒くありません
更にですね 早速『奥奥八九郎温泉』に入りました
先客がいて昨年と同じ所にテントを張ったんですけども 行ったところやっぱ良い人たちで同業者でした
その辺の話もして お酒もご馳走になって 1時間以上ゆっくり浸かって帰って来ました
今日はですねホントに奥入瀬 十和田と雨で1回も止まらずに来ました
でもね昨年見ましたし ある意味見なくても良いところをね 雨で そしてここに着いて雨が止んだということで
これはね 運が良いと思います 今 温泉に入って来たんですごい温まっていますけれど これからはね
夜に向けて寝る前に熱燗を飲んでぐっすり眠りたいと思います

明日からはね 全然考えてませんけれど とりあえず帰る方向で南下するつもりです
とりあえず『酸ヶ湯』は有名ですけど『奥奥八九郎温泉』これが最高です!
おやすみなさい



雨が止みました 昨夜はとにかく寒かった やはり素晴らしい『嶽温泉』の効力も朝まではもたなかった
絵になる道『津軽岩木スカイライン』は64ヶのカーブはいろは坂より多い(と思う)
その殆どがヘヤピンカーブということで 航空写真などで絵にはなるが走っていて楽しいものではない
岩木山山頂は20分弱で着いた 走行料・リフト代はこのことを考えれば安いものかな?
山頂は雲上の世界であった 標高は決して高くはないがまぁ良い景色 岩木山はどこからでも見える山という
ここは雲上の世界よりも下の景色がパノラマで見える雲一つない時の景色が最高であると思った
津軽半島や夏泊半島 下北半島の形までわかるのではないだろうか?
山頂はとにかく暑く この旅一番の暑さとなった
一番高いところなのに変ですね 風が全くなかったのも珍しい気がした 山頂では相変わらずゆっくりしていた

『酸ヶ湯温泉』は結局一度は入ることになるでしょうが もういいかなという感じだった
八甲田・奥入瀬・十和田湖までは雨と寒さで辛かったが 何とか走り抜けられたのは 温泉と完全防備のおかげ
であろう こんな天候の中であったが 結局小坂町まで76kmを一度も止まることなく(即発のガソリン給油のみ)
走った 小坂町に着いたところで完全に雨が止んだ 日は暮れかけ薄暗い
もう急いでも仕方ないので 雨後の処理をして 買い出しと気持ちを落ち着かせる
再び出発の時は完全に真っ暗
これからの闇の中のダートの心配はもちろんあったがもう行くしかない 自分を信じろ!
慎重にアクセルを開けながら進む
ダートに入る手前で看板を通り過ぎた 気になったのでバイクをバックさせて(真っ暗なので)見る
坂だったのとここまでの長時間の走行にて疲れていたのだろう バランスを崩し倒しそうになる
間一髪 腰・膝を入れて支える 倒すのは免れた
内容は材木の運搬で大型トラック(出合ったらバイクでもすれ違いは無理でしょう)が頻繁に通るということであった
さすがに夜は通らないだろう?とダートに入る しかし 22時近くの温泉入浴中で何と通りました
結構飛ばしていました この暗闇の中、出合っていたらマジで一大事であったことでしょう!
真っ暗闇にいくつかの灯りが見え 着いたことを感じた
結構人がいたので残念半分 逆にこんな中ですから安心半分といったところです
ここまでは結局地図は一切見なかった 自分の能力にまた自信がついた

今日も午後はとても辛かったが 今ここ『奥奥八郎温泉』では雨も止み この素晴らしい温泉で楽しい会話と
酒を飲む やはり 大自然の神は私の味方をしてくれていると感じた もうそろそろ帰路に向かう頃だ
今回も素晴らしい旅であったと思えるようにしたいね


第9日目 くもり

昨年と同じ林道沿いに建てました





 7時09分 起床



朝から入りますよぉ〜

 ジャン!
 9月8日月曜日 只今の時間は7時38分です
 天気はくもりです
 昨夜は結局そんなに寒くはなかったです
 すごい穏やかで風もなかったんで安心して眠れました
 今日もね もちろん『奥奥八九郎温泉』に入って温まった行きたいと
 思いますけれど 今日はホントにどこに行くか決めてません
 昨夜決めようと思ったんですけどね 疲れちっゃてもう 酒飲んですぐ
 寝ちゃいましたんで これから地図を見て決めたいと思います



秘湯・奥奥八九郎温泉
kikeさん、shoさんと




 変わらない温泉がここにあります

 新しい湯船があります



あくまで前向きな奴



 大変気持ち良かったです
 早く片付けて行きましょう
 天気の方は一応雲で覆われていますけれど
 雨が降るような感じではありません
 また移動するとね 降るかも知れないので その準備もしてね
 出発したいと思います



10時23分 小坂町のサンクス着

止んでいた雨は舗装路の国道に出た途端に降り出した
とりあえず朝食です

食べていると突然のどしゃ降り 半端ではない! 止まって良かったぁ〜
どしゃ降りが落ち着いたところで出発 天気は悪いが復調の希望を持ち 八幡平へ



12時01分 『八幡平ビジターセンター』(無料)着

またもや、しかし・・・

ここでちょっと雨宿り
ここまで辛かった! 右手首が痛い! ブレーキレバーをまともに握れない
命にかかることなので痛くてもちゃんと出来る 人間って凄いですね
バイクを降りると500mlのペットボトルも持てないのに・・・
しばらくすると おぉ 止んだかという感じになった
目の前の大沼の写真をちょっと撮って安心して中のハイビジョン映像を見る
『八幡平の四季』だって 天気が悪い分これでガマンというか来たんだと自分に言い聞かせよう
悲しい・・・
出発しようと外に出ると な何と、、、どしゃ降りではないか おいおい勘弁してくれよ



雨が降ってきちゃいました
おぉ、すげぇどしゃ降りだぁ
これではテントは張れないですね


 ジャン!
 只今の時間は13時です
 ここは大沼のある八幡平のビジターセンターですが
 今見て頂いたように雨が降っています
 ずぅっとね ここまで雨が降っていまして ここで雨宿りをしているところです
 実はですね 先程は言わなかったんですけど 右手首を負傷しました!
 どこでしたかってはっきりしたことはわかりませんけど
 多分 昨日『奥奥八九郎温泉』に行く途中ですね
 ダートの入り口の所に表札があり 見過ごしちゃったので真っ暗ですから
 バイクをバックさせてヘッドライトで見ようと思ったところ
 ちょっとバランスを崩しまして倒れそうになったんですね
 まぁ 倒さなかったんですけど その時に手首をひねってしまったかと・・・
 その時に同時にカッパ(パンツ)をエキゾーストで焼いてしまいました
 穴が開いてしまって バイクの方にもカッパのナイロンが引っ付いてしまいました
 この天気ですし 手首も負傷して結構辛いです
 カーブが多いのでね ブレーキングも辛いんで・・・
 今日はですね『松川温泉』に行くことにしました
 あぁ すげぇ!(雨が突然どしゃ降り)松川温泉近くのキャンプ場
 キャンプ場に隣接して温泉もありますので ゆっくりしたいなと・・・
 ただ、、、何かすげぇーな雨が・・・
 雨が凄いです!
 これ、、、止んでくれないと、、、キャンプは出来ないですよね

 まぁ 様子を見て 行きたいと思います はい!



14時00分 ガソリン給油

今朝別れた二人(kikeさん、shoさん)と遭う

見かけたということでわざわざ声をかけてくれた
『これから何処に行くの?』
『さぁ どうしましょうかねぇ ちょっと大きく移動すれば天気も回復の方向になるかなんて思ってるんですけど・・・』

別れた後 結局『松川温泉』はやめて高速で移動することにしました
行き先は平泉です



15時00分 東北道・紫波SA着

もうビショビショです 高速道に乗ったら雨は更に強くなりました!
止めとけばよかったかなぁ〜?

この雨、凄すぎる!
もうビショビショ
この先はいかに・・・



 これを見て下さい!

 凄すぎる

 『松川温泉』に行くのは止めました

 一路ですね 一関に一気に高速道で行って、雨が止んでれば
 その近くのキャンプ場でキャンプして 最後の日 平泉とかね
 中尊寺とか見て帰ると・・・
 というところだったんですけど ここは紫波SA
 こういう状態です

 今日はテント張れないですね
 このままここで 夜を過ごすかという感じです
 少し雨宿りして考えたいと思います
 ただ 今の時間がもう15時28分ですから これから1時間後やんだ
 として 結構探すのが大変ですよね
 暗くなっちゃうとね はい


 やっぱり最後に来ましたね!



この雨だと定期的にバックへの浸水状況を見ないといけない
また 今日は早く行き過ぎても何なので天気の様子を見ながらというところになりました

16時15分 出発 一つ手前(一関IC)まで移動しておきますか?



16時55分 東北道・前沢SA着

もう正直疲れ果てる寸前です
ここで決断を迫られます この雨の中 一関で降りてキャンプに行くか? ここで一夜を明かすか?
はたまたこのまま家に帰るか?

2時間近く迷い決めかねていましたが 明日の天気予報が良いことと 知り合いのメールで希望復活!
ここで一夜を明かすのも止めて帰ろうかと思っていましたが 終わりが悪いという感じで
引っかかっていました そして 明日は何か良いことがあるような予感があったのです

18時35分 一関IC近くのキャンプ場に向けて出発



19時10分頃 『尾花が森キャンプ場』は廃墟と化していた

買い出しを済ませ いざ すぐに真っ暗な道になる ICからは10kmはない
今更急いでもしようがないので ゆっくり確実に行く おかげで曲がるところはわかった
しかし 行けども見つからない 気配すらない いい加減おかしい距離を走っている
普通なら戻るのが鉄則であろう? しかし 私はHARUだ! 何をいきがっているんでしょうか
自分の方向感覚を信じ 辺りを周る 勿論初めての道 そして目印になるような建物のないド田舎だ
でも いざという時は戻れる自信はあった それは私がHARUだから! しつこいよ お前!
わかってもらえるでしょうか? このような時 信じられるのは己自身以外ないのです
自信を持たなかったら そこで負けです
しばらく周回し 諦め戻ろうとした時 看板がありました おぉ この喜び わかって頂けるでしょうか?
スピードはゆっくりながら気持ちは先へ先へです
もう目の前であろうところに着き 更に先へ ダートです しかも このところの雨続きでぬかるんでる
TT−Rでも というところでしたから慎重に進みます T字路 右は鎖でゲートが閉まっている感じ
左に行きますが ここでHARUの優れた方向感覚が知らせます これ回っているぞ!
思った通り また同じ道に出てしまいました そして 目前の案内板を見かえします
間違っていない もう一度行きます 再びぬかるんだダート T字路 今度は右だ!
バイクを降りて鎖を潜ります どう見ても工事現場ですがキャンプ場だったらしきところを発見!

オーマイゴット!

ここなんです(多分) どうすりゃいいんだ!

ここにいても怖い(ホントに)ので来た道を戻り 唯一あったスーパー脇の自販機の明かりで地図を
確認します 20km程離れた花泉にキャンプ場があった

ここしかない! 行くっきゃない! 頼むよ あってくれ!



20時19分 『花泉町総合運動公園キャンプ場』(無料)着

さっきほど迷わず辿り着いた しかし キャンプ場の案内板はない とりあえず奥へ入っていく
野球場とテニスコートの間にトイレ塔が有り その奥には小広い芝生 もうここで良いでしょう
元々無料ということとこの時間なので受付はいらないでしょうし もうクタクタですから・・・。
ここは水もあるし 屋根はないが雨は殆ど止んだ
入り口からちょっと見てすぐにわからないトイレ塔の陰にテントを張りました
これで安心 こんな普通なら不安であろうキャンプであるが 私にとっては何の問題もない
ゆっくりぐっすり眠れることと思います
とりあえず 友と希望を与えてくれた知人 そして 掲示板に報告を入れます



今日は本当に辛かった!
朝一番で温泉に入ったまでは良かった
6日目と似ていますが その後すぐの雨と寒さ ここまでの旅の疲れ そして何よりも実は右手首を
負傷してしまったのです 原因ははっきりはわかりません
昨夜は何ともなかった 思いあたるのは奥奥八九郎温泉へのダート入口での出来事
冷えきった身体 疲れきった身体 体力と集中力をきらしていた
即座に腰を入れることを出来ず 腕のみで支えようとしたのでしょう?
結局それも無理で膝を入れて支えた おかげでカッパを焼いた
しかしもっと重要な痛手を受けていたのだ 何しろ500mlのペットボトルを持っていられないのだ
バイクでは大事なアクセルとブレーキを操作する右手 これは非常に危機的が大事だ
命に関わることなので痛いなどとは言ってられない 自分自身平常を装うことで走って来た
そんな中でもせっかく来たからと八幡平に向かった 結果は上記の通りだ 更に悪化させてしまった
『病いは気から』 気持ちだけでも良くなればと思ったのだが・・・
しかし 2回周りの人に助けられた

1回目は八幡平を降りた時 奥奥八九郎温泉で出会った二人に再び遭ったこと
前向きに思い切って高速での移動を決断させてくれた
結果的には失敗とも言えるがそれはあくまで その時点での話

2回目は高速道を降りるか決めかねていた時の知人のメール
今 考えるとさっさと降りてしまえば 明るいうちにこの花泉のキャンプ場に着けたはずである
しかし あの時の自分は高速に乗ったことを悔やみ その決断が出来なかった
あのメールで本来の自分(旅ではどんなことが起きても前向き)を思い出させてくれた
本来の自分に戻った私には 廃墟となった真っ暗なキャンプ場についても ここまで来る気持ちが
備わっていた
明後日は帰るだけなので 実際に明日は最終日みたいなもの 予報は晴れとなっている 
これだけ降ったのだから明日の予報は確実な気がする
失敗?をしてはその都度立ち直り 先に進む その先には必ず良いことがあると信じる
まぁ見ていなよ 明日になればわかる 前の失敗?は失敗ではなかったと思えるはず!
そして 全体の旅も・・・
こういう考え方って わかってもらえるでしょうか?

手首は見た目にも腫れてきた! しかし 雨も止み安心して休めそうだ
SAではこうはいかないからね・・・


※ご案内/2003年・東北の旅は容量を考えて4ページ構成にしました

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※このリポートはビデオ収録を元にご紹介しています
 思い出ではないその時の旅がここにあるのです


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