2003年 CHANGE

2003年 CHANGE タイトルバック

平成15年8月30日(Sat)夜〜9月10日(Wed)


新たなる感動の地『東北』 自分の旅、継続への翼進!
     〜行き当たりばったり〜

 (ビデオとギャラリー&リポート)

ここは2ページ目です

2003年 東北の旅 1ページへ

2003年 東北の旅 3ページへ

2003年 東北の旅 4ページへ


※ご案内/2003年・東北の旅は容量を考えて4ページ構成にしました
※一番下にもリンクはあります


第4日目 くもり(雨あがり)

5時42分 起床

龍飛野営場
龍飛野営場



 昨夜からの雨がやっと止んだ

 いつ降り出してもおかしくない感じだが

 今のうちに片付けてしまおう

7時30分 出発



9時14分 『三内丸山遺跡・縄文時遊館』(無料)着

ジャン!(三内丸山遺跡)


 ジャン!
 9月3日水曜日 4日目
 今後ろに見えているのでわかると思いますが三内丸山遺跡に来ました
 結局ここまではまだ雨は降っていません
 おかげで順調に着いたということです

 ちょっと見てみましょう


大型掘立柱建物(復元)/壁紙サイズ
向こうの方に青空が・・・


 ここは江戸時代からもう存在を認められ、調査が行われていたということです
 現在ではスポーツ施設を改めて建設しようしたところ 貴重なものが多く
 発掘されたため このような遺跡として残そうということになったそうです
 当然のことながらそのスポーツ施設の建設は中止となり
 こう現在も発掘が続いているということです
 向こうには出土品の展示室がありまして
 入口は凄くきれいな縄文時遊館があります


 三内丸山遺跡と言えばやっぱりこれですよね
 『大型掘立柱建物跡』ですね
 ここに復元されたものがありますが これは一体何のために造られて
 どのような用途があったのでしょうか?
 6つの柱の間隔が柱の中心から各全て4.2mに統一されているという
 ことで数学的なことは進んでいたんですね
 本当にデカいです



 このように建物の中は発掘されたままの状態が保存されていて
 このような建物がいっぱいあります


 凄いですね

 こんな状態で見つかっちゃったんですか

 これは発掘しないわけにはいかないですよね

 隠しようがないです







 こんなドーム型の建物です


 そして こちらの『大型掘立柱建物跡』は勿論
 復元なのですが柱だけではなく 場所も復元なんです
 実際の穴というのはこのドームの中に保存されています


 これですね
 発掘された時の様子
 これがこの中に・・・
 入ってみましょう




 穴の中にある根っこというか木は勿論ダミーですが
 このような状態だったということでしょう
 このように雪や雨から守られ 湿度も一定に保たれ
 保存されています





 暑くなってきました

 雨の心配はあるんですけど 暑いです

 ここは信じられないことに無料なんですね

 縄文時遊館ではビデオでの説明もあり とても充実しています



 おぉっ! 向こうちょっとだけ青空が見えます 吉報か?



展示も充実しています
作業が見られます
復元中




 縄文時遊館の中です

 こちらにもしっかり展示されています





 そして 特出できるのは土器の組み合わせ等の

 作業風景がガラス越しに公開されているのです

 何か照れてますけど やってますねぇ〜





 ありがとうございました 行きま〜す



11時49分 『青森市歴史民俗展示館・稽古館』(無料)着

アイヌ資料が充実してます イクパスイ マキリ トゥキとパスイ




13時29分 『青森県立郷土館』(250円)着



走行シーン(夏泊ほたてライン)
曲はリッチー・コッツェンの『YOU DON’T OWE ME』 『GOOD FOR ME』 『SHINE』
何とあんなにドンヨリしていた空が青森市を出た途端に一気に晴れました
ましてこの道 素晴らし過ぎるぞ!

軽快なワインディングです こういう道って好きです この木漏れ日がたまらない! 見て下さい、この日差し!
ヘッドライトカバーに映る青空 とてもすいています おぉ、海です 夏泊の大島が見えてきました




素晴らしい!





 素晴らしい!



夏泊半島・大島
夏泊ほたてライン
気持ち〜な!




16時29分 『夏泊白砂海岸キャンプ場』(1000円)着

ジャン!
下北半島
夏泊・白砂海岸のテントサイト
国民宿舎
もう日が暮れようとしてます
夕日は見えませんが今日は最高だった!

 ジャン!
 只今の時間は17時12分です
 ここは夏泊白砂海岸のキャンプ場です
 後ろに見えているのは下北半島です 今日はこのキャンプ場で一人
 もうこの辺は慣れたもんで、しようがないですね。時期が時期ですから・・・
 このキャンプ場1000円でちょっと高いんですけども、二日前の木造町のキャンプ場で
 ここは良いキャンプ場で管理している国民宿舎の人も良い人だといっしょに泊まった
 おじさんに聞きましたので、安心して来ました
 昨日は夜からテントに雨が当たる音がしまして 諦めて寝ました
 今朝早く起きるためにアラームをかけたのですが、結局アラームが鳴る前に起きまして
 雨が止んだところで一気に片付けて出発しました
 いつまた降り出しても不思議じゃない空模様だったのでカッパを着ながら走っていた
 のですが 幸いにも雨降らず『三内丸山遺跡』、『稽古館』、『県立郷土館』と見学し
 美味しい鉄火丼も食べましたんで良かったなぁ〜と
 しかし これから(雨が)来るだろうと 覚悟してもう一気に走ろうとしたら 突然ですね
 青森市内を抜けるとですね 一気に雲が消えまして先程も見て頂いた青空
 今ももちろん青空ですね 終わり良ければではないですが最終的にこのような形で
 終えるのはテントも乾かせますし とても良い一日でした

 こちらはテントサイト 来て早々キャンプ一人だけどいい?って言われました
 一人というのはどういう意味なのでしょうかね? 
 聞いてみると水道も電気も切ってあるそうで
 何か迷惑しているのかななんて思ったんですけど
 全然そういう感じの言い方ではなくてですね 気づかっているような感じ
 (周りに人がいなくて)でしたけども
 こっちはすっかり慣れたもんだし この時期は諦めていますので・・・
 で いいですよ と・・・というかこちらこそ宜しくお願いします。という感じですかね
 国民宿舎はこちらの方にありますけども 今日は宿泊者もいないということで
 お風呂も沸かさないと言っていました でも昨日龍飛崎で不意に入れなくて
 今日はどうか!とお願いしたところ沸かしてくれるということで
 じゃあ 俺も入るかぁなんて言ってました
 そして更に この辺で飯を食わしてくれるところはないですかと尋ねたところ
 ないから大したものは出せないけど用意してくれることになりました
 いいおじさんですね
 18時過ぎを目途に風呂と飯ということで また打ち合わせしましょうなんて
 言ってましたから 安心してこのようにビデオも撮れるというわけです

 北海道ですが渡っちゃおうかなぁ〜  とは思いません
 東北が面白いことはわかりましたし これも現地に実際に訪れてわかったこと
 ですからこの後も東北を周ります
 明日からは下北半島です
 とりあえずキャンプ場と道が少ない(ダートが多い)ので『薬研野営場』に
 2泊して2日間見て周りたいと思います
 温泉もいっぱいあるので温泉三昧と行きたいですね

 『行き当たりばったり』ということでここまで来ましたが そろそろ計画を立てない
 といけないとも思っています
 通り過ぎて来てしまった岩木山にも登りたいし 酸ヶ湯温泉や八甲田など行きたい
 ところが出て来たからです
 今日のこの天気は今までで最高ですね!
 1日目と似ている感じですが違うのは明るいうちに晴れているということです
 ここは夕日は見えませんけども、とても風が気持ち良いです



今日は博物館巡りとなったが『三内丸山遺跡』はすごく良かった
下調べはせず あまり期待していなかったのだが こんなにすごい所とは思わなかった
この規模(日本最大級)といい 1500年もの間 ここでの生活が営まれていたことなど
本当にビックリである ここまでに土偶700体あまり 土器などは把握しきれない程ということだ
『青森市歴史民俗展示館・稽古館』は前から行きたかったところ
アイヌの展示が多くあり 以前の『特別企画展−自然と共存したアイヌの人々−』の本(2002年1月刊行)も入手できた
アイヌ展示以外にも企画展示の「裂織」−サグリとコタツがけ−や他の常設展示も非常に充実していて良かった
『県立郷土館』は「棟方志功展」で一番賑わっていたが こちらは見学せず 常設展示のみを見学した

そして 夏泊ほたてライン! 青空の下 素晴らしい道であった
龍泊ラインも良かったがここまでで一番の道でしたね
個人的に『木漏れ日』って好きなんですよね!

キャンプ場では美味しい夕食(大したものは出来ないと言いつつもやっぱりそれなりのものは出る)と
気持ちの良いお風呂 檜風呂で心身供に癒されます

楽しい夜にカンパ〜イ!



 そして 国民宿舎のおじさんと地元の方3名を交えて楽しい酒盛り
 最後の方は国民宿舎のおじさんは完全に酔っぱらっていました
 何度も何度も同じことを言ってました(笑)
 ホントに気の良い人たちで楽しい夜でした
 本当にごちそう様でした


明日から下北半島に入りますがやっと良くなったこの天候 一日でも長くもって欲しいものですね



只今深夜の3時
目が覚めて外に出ると海はイカ釣り漁船の漁り火がいっぱいだ
見上げると何と星のきれいなこと 本当はこんなにあるのだ
どこの空もこれらの星とは一直線上 しかし 都会の空は・・・
本当にこんなことで良いのだろうか? 人間の進歩はただのエゴである
このような星を見ることから人は進歩した
今の進歩はあまりにも人まかせのような気がする

流れ星を見た とてもハッキリと!

願い事?

その一瞬をただ見ていたかった


第5日目 快晴

7時10分 起床

ジャン!
北海道と下北半島が見えます
今日は朝から青空です!

 ジャン!
 9月4日 只今の時間は8時4分です
 昨夜こういう海岸だといつも風が心配なんですが 本当に無風で静か過ぎて
 怖いなんていうくらい静かでした
 朝方になって風が出てきたんですけど この日差し
 私にあたっているのがわかると思うんですけど 一応ここへ来て初めて
 半袖を着ました

 予報通り快晴ということで 雨が降る確立も夜まで0%です
 今日は気持ち良い走れるんではないかと 昨日も気持ち良く走れましたが・・・

 話は昨夜に戻りますが国民宿舎での夕食ですがここにですね
 今年の6月にテレビ東京の『女と愛とミステリー』のロケがあったそうで
 私の座った席には「いしだあゆみ」さんが座ったそうです
 向かいは「橋爪 功」さんとのこと
 11月5日の放送ということで是非チェックしたいと思います

 それではちょっときれいな白砂海岸 見てみましょう

 快晴だ!
 今日はまず一番絵になる灯台のある岬とツーリングマップルに載ってました
 尻屋崎に一気に向かいます
 (早速 もう昨日言った計画と違う やっぱり行き当たりばったりですね
  ここがキャンプの旅の良いところ)
 検問もあることも聞きましたので 安全にマイペースでありながら
 ハイペースで行きたいと思います


8時52分 出発



走行シーン 曲はリッチー・コッツェンの『AM I DREAMIN』
尻屋崎灯台へのゲートを過ぎたところから撮り始めます もう海は目の前

下北の端に向かって 白い灯台が見えてきました
おぉ、これが寒立馬かぁ・・・ あまりにも突然でビックリ!




11時29分 尻屋崎着 風が凄く強い!

ジャン! 凄い風です


 ジャン!
 只今の時間は11時48分
 尻屋崎に着きました
 日本一絵になる灯台のある岬ということですけど そんなことよりこの『寒立馬』
 すごいですね 風が凄く強いんですけど そんなことをもろともせず立っています
 ちょっと見てみましょう



思った以上に居るという印象でしたが、実は20数頭とのこと。これで全部ではないかと? 強風の中、じっと耐えている感じが印象に残る
この白馬。私が来てから去るまでずっとこの体勢を保っていた 濃い海の青に白が映える




立ち続ける馬(寒立馬)
誰もが心の中に思い描く岬という感じ
絵になる灯台




薬研温泉に向かいましょう





 薬研温泉に向かいましょう



13時48分 むつ湾展望台着

ジャン!
尻屋崎
むつ湾
釜臥山展望台
パトカーが巡回してます


 ジャン!
 只今の時間は13時56分です

 ここはむつ湾展望台ということで後ろにむつ湾が見えますけども
 こちらの方には先程行った尻屋崎も見えます
 十分素晴らしい景色が見えるのですが 実はこの先にもっと高い
 『釜臥山展望台』があります

 しかし この先は二輪車通行禁止ということです
 差別ですね
 非常に残念です
 ちょっと見てみましょう

 尻屋崎です
 何基もある大きい風力発電の設備が見えます

 左には津軽海峡



 そして 右にはむつ湾





 更に上の展望台はこれだと思います

 あそこからだとより展望も良いことでしょう?

 非常に残念です
 (※夜景がきれいなことをあとで知る
   街明かりが蝶々の形になり輝くという)




 今通って来ましたがすぐ近くに反対側の恐山展望台があります
 (カメラを道に向けたところにパトカーが・・・
   強行突破しなくて良かったね でも酷いよ!)



宇曽利山湖(右に恐山)
北海道恵山が見えます



 恐山展望台に来ました

 この湖は恐山のすぐ隣りの宇曽利山湖です

 奥の方には見えませんが津軽海峡があります





 右の方へ行くと海が見えます

 奥には北海道・恵山が見えます



14時15分 恐山(500円)着

ジャン!
早速温泉発見!


 ジャン!
 只今の時間は14時29分です
 恐山に来ました
 凄い良い天気ですね
 早速 硫黄の匂いがしています

 ちょっと行ってみましょう




 霊場・恐山とありますけれど只今工事をしています

 こういう風景って似合わないですね













 早速 温泉発見です

 冷抜の湯・古滝の湯と書いてあります

 行ってみましょう



恐山温泉 とても気持ち良かったです!





 とても気持ち良かったです



風車がくるくる回ってます
天気が良くって気持ちが良い
宇曽利山湖
何かとても有意義な所


 風車がくるくる回ってますけど天気のせいでしょうか?

 不気味な感じには思えません

 硫黄がいたるとろこから噴き出しています

 地獄巡りと書いてありましたが温泉に入って

 気持ち良いなという感じです


 こんなところにゴミ置き場などあって
 こういうところではゴミは持ち帰るものでしょう
 観光化されているのはちょっとうなづけません




 きれいな湖ですねぇ〜

 今 観光のおじさんたちが言ってましたけど
 遊覧船ないんかい?って遊覧船はねぇわなって!
 あったら完全に観光地だよ




 実は昔はこんな僻地ですから政府にもそんなに統括されず
 好きなことが出来たのではと思いますが

 縄文時代は三内丸山はこんな感じだったのかな?
 なんて思っちゃいますけど あっちは海ですけど



案内図と違うんですけど




 駐車場に戻って来ました

 大分案内図と違うんですけど



16時29分 『薬研野営場』(500円)着

ここはやはり観光地が近いのとキャンプ場が少ないためか4、5台のライダーがいます



『夫婦かっぱの湯』(無料)に浸かる

夫婦かっぱの湯 夫婦かっぱの湯 きもち〜な!

ぬるめの湯で周りの景色と合わせてゆっくり入れる温泉ですね
入浴は18時までと早く 17時30分を過ぎた今はガラガラでなお良い



朝からの青空は本当に気持ち良い この旅で初めてだ! スタートはちょっと遅れたもののこの天気
一気に走るぞぉー! 下北半島付け根の国道279号(はまなすライン)は北海道にも似たまっすぐな道
近川から東側に行くため右折して県道7号(むつ東通線)へ 冷水峠の峠越えの道であるがこれが楽しい!
そして 東側に出てから北上する県道248号(尻労小田沢線)はやはり北海道にも似た道ではあるが
これだけアクセル・パーシャルでハイペースに走れる道は北海道にはない 街を通らない道ということもある
今日はこの二つの道と尻屋崎の『寒立馬』 北の地方にいる「どさんこ」のような馬だと思っていたが
薬研に着いてからガイドを見て知った 一時は9頭までその数が減り 現在も20頭程という
今日見ただけでそれ位いたから、これで全てということだ その名の通りあまり動かず(おとなしいので
気軽に触ることが出来る)激しい風に当たりながら ただじっと立っているという感じ
何か大木のような印象を受けた 大木は動くことなく何百年もただ立ち 生きている
森林と同じく大自然を感じた
自然に順応して生きる これはアイヌもそうであるが改めて植物自体がそうなのだと・・・
恐山と薬研温泉(夫婦かっぱの湯)の2つの温泉はとても気持ちが良かった(特に恐山)
下北は温泉の宝庫 入りきれないよ!


第6日目 くもり

6時00分 起床 テントがすごく濡れている

8時12分 出発

ジャン!

 ジャン!
 9月5日金曜日 6日目です
 只今の時間は8時18分
 昨日入らなかった『かっぱの湯』(無料)に入りたいと思います
 昨日入ったのは『夫婦かっぱの湯』でレストハウスが管理していまして
 レストハウスが開いている時間しか入れません ここは24時間入れます
 昨夜 来ようと思ったんですけども 夜は非常に冷えて寒く
 また酔っぱらってしまい うたた寝なんてしちゃって気がついたら
 午前1時なんてことがありました
今日は朝一番でこの温泉に入りたいと思います
天気はくもりなんですけど 何か晴れそうな感じがあります
それでは早速、行きましょう



かっぱの湯伝説の立て札

『かっぱの湯』伝説
貞観四年 今から一千百余年の昔 円仁慈覚大師が恐山を開山して後 この地に向かいました
途中で日が暮れ 道に迷った大師は足を踏みはずして大怪我をしてしまいました
河原で身体を休め困っていたところ大きなフキの葉っぱをかぶった河童が現われ 大師を運び去りました
翌朝 眼をさました大師は 大きなフキの葉っぱに包まれ この湯に入っていたのです
身体の痛みはすっかり消え 元の元気な姿に返っていました 以来『河童の湯』と名づけられました
       〜以下省略〜                               大 畑 町



階段を下って行くと・・・ かっぱの湯(奥薬研温泉)
かっぱの湯(奥薬研温泉)

『夫婦かっぱの湯』とは道の反対側だなぁと思ってたんですけど やっぱり川がいっしょになるんですね
違う川ですねぇ 滝があります
これです お湯はですね『夫婦かっぱの湯』よりもぬるいですね
でもゆっくり浸かれるのでいいんではないでしょうか



とても気持ち良かったです!



 とても気持ち良かったです

 結構ぬるめなんですけど その分ゆっくり入ってしまいました

 行きます!



道端で北限の猿発見!
2頭います
日光の猿のようには馴れていないようです



 ジャン!

 日本猿の北限の地の下北半島ですが猿がいました

 ちょっと今逃げられましたが見つけられるでしょうか?






 おぉ、いました!






 逃げられちゃいましたね

 でもまぁ嘘じゃなかったということで映ってたんではないでしょうか

 やっぱり日光の猿のように人には馴れていないようです



10時49分 大間崎着

ジャン!
北海道・恵山岬
大記念撮影大会
(ビデオ撮っているようですが)大丈夫ですか?
ここ本州最北端の地
オオセグロカモメと弁天島。奥には北海道も


 ジャン!
 只今の時間は11時12分 大間崎に着きました
 天気なんですけど 今止まったんでジャケットを脱ぎましたが暖かくはありません
 時折に今みたいに日が差すと ちょっとと暖かい気がしますけども
 風はありますけど 強くないので良かったです

 ちょっと見てみましょう

 こちらは漁港の方です
 この時期はですね 夜 海を見ますとイカ釣り漁船の
 漁り火で海が明るいんですけど

 おっ 恵山岬が見えますね
 目の前には弁天島があります
 ここで見る限りでは海は穏やかでとても厳しい海流が
 流れているとは思えません


 函館山も見えるというですが どれかはわかりません
 (ここで声を掛けられて撮影中断 わからないかねぇ〜)


 日のある方向では大記念撮影大会が開かれていますねぇ〜




 前のおじさん:大丈夫ですか?
  大丈夫ですよ

 こうやって気遣ってくれる人もいれば
 無視して話し掛けて来る人もいるわけで・・・






 まぁ 仕方ないですね



これから仏ヶ浦に向かいます



 日も出て来まして 雲も大分晴れました

 これからですね 西側の仏ヶ浦の方に向かいますけども

 雲が晴れたので気持ち良い道と風景が見れると楽しみです



11時45分頃 佐井港着

仏ヶ浦海上観光汽船(ニューしもきたU/2170円)

ジャン!

 ジャン!
 只今の時間は12時42分です
 ここは佐井港です
 せっかくなので仏ヶ浦までの観光汽船に乗ろうと思います
 13時出発で30分かけて行って 30分停泊で上陸出来ると
 いうことで楽しみです
 天気は雲が厚くなってきまして 青空の下走れないですし
 今日はあまり走らないし 極端になってしまうので船に乗って
 ゆっくり観光したいと思います



高速船『ニューしもきたU』


 こちらがその船 高速船『ニューしもきたU』です

 奥にある『サイライト』の方がカッコいいです
 ヤマハ製で・・・実は2社ありまして特に考えずに買いました
 まぁ どっちでいいや!

 では 行きま〜す



13時00分 出航

観光汽船から 観光汽船から




13時28分 仏ヶ浦着 青空はなくなりました

ジャン!



 ジャン!
 只今の時間は13時29分
 上陸しました

 ちょっと見ていきましょう



何でしょうね。 この岩質は? 水がとてもきれいです
デカイですねぇ〜
今にも崩れそうです



 説明はいいんですけども 船が古いのか(どこがニューじゃい!)
 エンジンの音がうるさくて全然聞こえません
 困ったもんです

 何でしょうね この岩質は?
 白いんですよね
 向こうの岩とは明らかに色が違いますけど

 水がとてもきれいです
 これ日が照っているともっと青く見えるんではないでしょうかね?



 デカイですねぇ〜



 向こうの岩は今にも崩れそうです

 大丈夫なんですか?

 大丈夫なんでしょう
  (ホントひとり言ですね)



骸骨がいっぱいあるように見えます
人の顔のように見えるんですが、隣りには子どもが・・・
『神の業 鬼の手づくり 仏宇陀(うた) 人の世ならぬ 処なりけり』
これみんな人の顔に見えます



 ズンズンズン。
 おぉ 何でしょう?
 昨日恐山行ったせいでしょうか?
 地獄絵図
 骸骨がいっぱいあるように見えます
 これ夜来たら怖いですよねぇ


 岩に仏の名前がついているということで 仏ヶ浦と言うのですが
 あそこの岩 何か人の顔のように見えるんですが 人というか猿というか・・・

 あっ隣りにも子どもがいる感じ

 あんなところにはいたずら出来ないですよね



 大町桂月(土佐の歌人)という人がこの仏ヶ浦のことを詠っていまして

 『神の業 鬼の手づくり 仏宇陀(うた) 人の世ならぬ 処なりけり』とあります

 この「仏宇陀」というのは仏の歌ではなくて
 『宇陀』とはアイヌ語で『浜』を意味していて 仏の浜ということです





 ホントこれみんな人の顔に見えます



一ッ仏
あまりにも時間が足りませんね


 30分というのはあるようで全然ありません
 15分のところで折り返さないと乗り遅れるんですけど
 何とか間に合いました

 このトンガリ岩(一ツ仏)を見たかったんです

 この下まではちょっと時間が足りません

 地蔵岩(礼文島)のようですけど これを見ないとね

 凄いっ!
 団体はまだあんな所にいますけど・・・
 やっぱね こういう風に団体で動くようなものは
 いつも一人でゆっくり見ている自分にとっては忙しないですね
 ちょうど今時間的に折り返し時間なので、これから戻って船に
 乗り遅れないようにしたいです


仏宇陀(うた)




14時02分 仏ヶ浦発



14時30分 佐井港着



15時23分 『道の駅・かわうち湖』着 暗くて寒い!



16時16分 『道の駅・わきのさわ』着 雨は本降りに!

道を間違えたが せっかくなので国道338号(海峡ライン)に戻ったらこれです



17時13分 『川内町町営キャンプ場』(無料)着

どしゃ降りの中 テントを張る

『ふれあい温泉川内』(350円)へ

ジャン! 無事着きました
飢餓海峡アップ
飢餓海峡のチラシ
飢餓海峡のチラシ


 ジャン!
 只今の時間は18時44分です

 川内町の温泉に今 入り終えましてちょっと顔赤いですけど
 もうビール引っ掛けています
 このすぐ隣接している無料のキャンプ場にテントを張りました
 実は雨が降りまして どの辺からかな?
 観光汽船を降りて道の方を走って仏ヶ浦に着く頃からポツポツときまして
 その後はどんどん どんどん強くなって今はもう、どしゃ降りです
 何とか明るいうちにこのキャンプ場に着きまして
 無料ということと ツーリングマップにも載っていないキャンプ場なので
 私もこちらに来てから観光ガイドを見て ここは温泉がすぐ近くにあるので
 良いなぁと思って入りました

 一人もいません
 やっぱりね あんまり認知度がないのかも知れませんけども・・・
 おかげでというか 人もいないので気を使うこともなく
 屋根のある炊事場にテントを張りまして バイクもそこに
 入れまして まぁひと安心というところですね

 ここに来たら見たいものがありまして ちょっと見ていただきましょう

 この川内町は映画『飢餓海峡』(主演/三國連太郎)の舞台に
 なったところなんですねぇ
 洞爺丸の転覆事故からヒントを得て書かれた原作から映画化されたものです

 とても好きな映画なんですけれど 最初から知っていたわけではなく
 こちらに来てから知りました

 とても良い映画です

 またビデオ見たくなっちゃいましたね

※この時のコメントですが映画『飢餓海峡』と『ひかりごけ』がゴッチャになっています
 どちらも主演が三國連太郎ということで重なったのだと思いますが 実は制作された時期が
 とても離れていました 『ひかりごけ』は意外と新しく 1992年の制作です
 私が初めて北海道に渡る1年前の話で その旅では羅臼を訪れ「ひかりごけ」を見たもの
 でしたが その時はまだ映画を見る前でした
 訂正前のコメントは以下に記します(ビデオは直せませんが・・・)

  『人を食ってしまうという恐ろしい話なんですが
   実際にそのような立場に置かれた時に人は果たして・・・
   というような是非を問う物語です
   知床は羅臼 相泊の方で事は起きるのですが・・・』

 片やこの川内が舞台となった『飢餓海峡』はポスターからも分かるように(前売券150円)
 昭和39年の作品です
 どちらもとても良い映画ですがインパクトが強いのはやはり『ひかりごけ』でしょう
 何せ人を食ってしまうという恐ろしい話ですから・・・
 最近、この2つの映画を改めて見ました(『ひかりごけ』は本日)
 どちらかと問われれば『飢餓海峡』の方が良いと思いますがどちらも捨てがたい名作です
 三國連太郎は素晴らしい役者だと今更ながら感じました

  (※印の文章は平成16年2月16日訂正と追加)



昨夜はとても寒かった しかし酔っぱらっていたので何度もうたた寝をしては起きた
朝はテントがすごく濡れていて外の寒さを実感する
朝一番の温泉(かっぱの湯)はとても気持ちが良い
大間崎は正直どうってことはなかった
前に来た時(1998年)から5年ぶりの訪れになるが前もどうってことはなかった
せっかくなので仏ヶ浦までの観光汽船に乗った
上陸出来るのは良いが停泊時間が30分はあまりにも短すぎた
いつも自由にゆっくりしている自分には非常に忙しなかった 一ツ仏の下まで行きたかったな
自然が創りだす岩は本当に仏のよう
仏(岩)がたくさんいる仏ヶ浦であるが 下の岩盤は骸骨が並んでいるようで
逆に恐山ではないが地獄のよう 夜はとても怖くて来れないだろう
脇野沢までの道(海峡ライン)は本当は楽しいはず?であったが雨がとうとう降った
走行中では初日以来である
このまま順調(天候面で)にはいかないとは思ったが楽しい道だけに残念だ!

どうしたものかと思ったが 川内のキャンプ場はあまり知られていないようで自分一人(この雨じゃね)
無事 屋根のある炊事場にテントを張った 浸水の心配はあるが上からは守られている
『ふれあい温泉川内』では薬膳料理を楽しみにしていたが 明るい時間に早々と閉店してしまっていた
しかし 温泉は最高!
一日(実際は3時間足らずだがそれ程精神的にも辛く長く感じた)が辛かったせいだろう
この旅で一番気持ちの良い温泉だった
外の雨は強くなるばかり 温泉閉店ぎりぎりまでロビーでビールを飲み ボーッとしていた
明日はあまり走りたくなかったので脇野沢に戻り フェリーで津軽半島・蟹田に渡ることにした
2日前そろそろ計画をと立ててはみたが結局ここまでずっと行き当たりばったりだ
まぁ これで良いのです
只今20時34分
テントの外はどしゃ降りに更に輪をかけたような強い雨 テント大丈夫かな?
これだけ降れば朝には止んでくれるだろう? たのむよ!


※ご案内/2003年・東北の旅は容量を考えて3ページ構成にしました

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※このリポートはビデオ収録を元にご紹介しています
 思い出ではないその時の旅がここにあるのです


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