2001年 大自然、より深く

2001年北海道タイトルバック

平成13年8月10日(Fri)〜23日(Thu)・滞在12日間


我が、原点への旅

 (ビデオとギャラリー&リポート)

ここは、1ページ目です


今年は、違う場所に行こうと思った。他の場所に行こうと思ったのはこれで二度目
一回目は1997年。屋久島に行きたいと思った
今回は東北である。北海道に負けない程の自然、いやそれ以上とも聞く
一番は、『鳥海山』登頂である
しかし、結局来てしまった
何ででしょうね・・・。他にも素晴らしいところはいっぱいあるのに・・・
それは多分、北海道・アイヌモシリが自分にとって他の旅地とは明らかに違う場所であるということ

1997年、もし屋久島に行っていたら・・・
もちろん感動し、素晴らしい旅だったでしょう
逆に北海道に来なかったら・・・・
初めての『チプサンケ』に参加することもなく、その後の素晴らしい旅もなかったことでしょう

目的地は?

知床は羅臼岳と斜里岳の登頂が目標
昨年、花の浮島・礼文島を歩き、利尻富士を登った
自分の足で(当たり前か)
しばらく、バイクで走ることが楽しいばっかりに歩くことを忘れていた
バイク・ツーリングの楽しいところは自分自身で操作し、一日に何百キロも進み、そして大自然の
まっただ中に入れること。昨年のビデオのオープニングで言ったこと
その後は、やはり歩くではないか。元々、○○展望台というような決められた場所から景色を見る
ことを嫌い、何か旅人の嗅覚というか、勘をたよりに自分で見つける。これが出来るのはバイクの
良いところ。もちろん自然を壊す行動は慎まなければいけない
何時間も歩いていく先には間違いなくそこでしか味わえない感動がある
この北海道には沢山の山がある。過去7回訪れてはいるが、登ったのは大雪・旭岳と利尻山、礼文岳の3つ

今回はこの地を知り尽くしたという思い上がりを正す旅。そして、初めてこの地を訪れた時の
感動を求めた原点への旅である


※ご案内/2001年・北海道の旅は容量を考えて、4ページ構成にしました

2001年 我が原点への旅・2ページへ

2001年 我が原点への旅・3ページへ

2001年 我が原点への旅・4ページへ

※一番下にもリンクはあります



北海道・第1日目。 くもり

4時30分 起床

5時51分 苫小牧港着、下船

6時15分 出発。今日は1日、目的の山『知床・羅臼岳』に向かって走るぞ!



国道234号〜岩見沢〜12号〜旭川〜39号〜北見〜334号とひたすら走って来ました

334号に入り、東藻琴村を過ぎた頃から、走行シーンを撮り始めます

北海道の旅・オープニング集へ

ジャン!


 ジャン!
 平成13年8月11日、土曜日 只今の時間は15時38分です
 今、見て頂いた通り、私はもう斜里岳の麓に来ています
 今朝、5時51分に苫小牧に着き、ひたすら走ってきました
 距離にして、370、380km位でしょうか
 あと、60kmを切りました。1時間弱というところでしょう
 ウトロまで行きます

今回の旅
北海道の大自然をより深くということで、山登り
本当のね、北海道の自然を知るためには、道をバイクで走っているだけではわかりません
実際に自分の足で踏み入れてこそ、北海道ならではの素晴らしさがわかるんではないかと思っています
まず、第1目標は羅臼岳。明日、登ります
羅臼岳と言えば知床です。北海道で一番ヒグマの生息が多い土地です
ヒグマに出遭ったりするかも知れません
出ると言いますが、本当は人間が出たということなのでしょうね
ヒグマの暮らしているところに足を踏み入れるわけですから
結構疲れていますが、ガンバリたいと思います

今回の船
フェリーには今まで十数回と乗ってきたわけですが、こんなに最悪なことはなかったですね
乗った時から調子が悪くて、すぐ船酔いしてしまいました
ずっと、寝ていました

とりあえず後60km、何事もないように、事故を起こさないよう行きたいと思っています
始まったぜ!


素晴らしい山頂
斜里岳



 素晴らしい山頂です

 この山こそ    斜里岳です

 くっきりと見えています


北海道やはり東の端ということで、日が暮れるのが早いです
斜里岳には、羅臼岳を登った後、行こうと思います


バイクはもちろん、このTTR



 バイクはもちろん、このTTRです

 幾度のトラブルを乗り越え

 この北海道の地に降り立ちました





 この国道。斜里岳に向かって真っ直ぐの道

 ここを走って行きます



16時40分 『国設知床野営場(ウトロ)』(740円・2泊分)着

国設知床野営場(ウトロ) ジャン!

ジャン!
ここはウトロにあります、国設知床野営場です
只今の時間は18時00分です
1時間以上前に無事着きました
テントを張って、これから風呂に行くか、飯にするか迷ってます

明日は3時に起きて、4時前には出たいと思っているので、早く寝たいと思っています
今日はどっかで飯食ってきちゃおうかな?



船旅も含め2日間の疲れと明日のことを考え、風呂の後『しれとこ料理・一休屋』にて夕食
メニューは焼魚定食。魚はほっけの塩焼き。油がのっててうまかった
ユースホステルを廻っているライダーと食事をして、話をした



今日の目覚めは良くない
それは船酔いをして、殆ど何も食べずに寝ていたから・・・
頭は痛いし、腹の調子も良くない
あまり考えずにひたすら走る
それにしても何で北海道でこんなに汚い空気を吸わなければいけないのか?
苫小牧〜岩見沢〜旭川〜上川〜北見。最悪だ
何で走っているのかすらわからない
上川辺りにくれば、空気は美味しいはずなのに、どうもうまくない
相変わらず体は揺れているし、腹の具合もダメ!
国道334号に入り、斜里岳、他の山頂雄姿を見て、やっと元気が出る
やっと、ビデオも回す
オホーツク海に出ると目標に向け、やる気がでてきた
結局今日は450kmは走った
2年前はビッグバイク。昨年は夜からというもの
今回は走ること事態が楽しくない道のりで、1日中の走行ということで辛い
しかし、ある意味疲れない走り方を知ったライダーの走りであった
調子が最悪にも関わらず、ここまで無事に来れたことが証しだ

今日は比較的寒かったが、オホーツク海に出てからはそうでもなかった
明日に期待する


第2日目。 晴れっていうか日が昇ってないのでわからない

4時15分 起床

4時50分 出発



草を食べています
子ジカは今にも転びそう、ヨタヨタしてます

エゾシカの親子です

北海道を走る時、特に朝夕の山道はシカが出ます
飛び出して車に跳ねられることも少なくないと聞きますが
こちらはバイクです。シカもそうですが、こちらもただでは済みません
この時期(夏しか来ないんだけどね)は子どもが生まれて間もないため特に注意が必要です
1頭出て来た日にゃあ、間違いなく後を追って子どもが出てきます

ここは知床五湖に向かうピストン道から岩尾別温泉に向かう道に入ったばかりの所
実はここまで、何度もぶつかりそうでした。ビデオなんて撮っている場合ではありません
もう運ですね。その数と予測の利かない動き、避けて避けられるものではありません
さすが、大自然の残る知床ですね
ここへ来て数が減ったのでビデオを撮りました



走行シーン
曲はバーナード・バトラーの『YOU JUST KNOW』

シカの親子です 子ジカは親にぴったり
急いで森に飛び込みます こちらは1頭




5時23分 登山口着

登山口に着きました 行きま〜す!

ジャン!
おはようございます
8月12日、日曜日 只今の時間は5時33分です
羅臼岳の登山口に着きました
今の天気はちょっとガスってますが、悪いものではありません
ここまでちょっと道を間違えました。途中シカがたくさんいまして、一回本当に激突しそうになりました
登山の前からちょっと肝を冷やしてしまいましたが、頑張って行きたいと思います


5時34分 登山開始



6時01分 頂上6km手前

頂上まで6km ヒグマ出没多発区間 鈴を鳴らしながら行きます

27分程歩いて来ました。暑いですね

ヒグマ出没多発区間
この先、650m岩峰までの区間は、登山道上にアリの巣が集中し、頻繁にクマが食べに来ています

前にも鈴をつけている人がいます。私もデカイ音を立てながら行きま〜す



6時27分 岩峰着

ガスってます


 やっと、外の景色のひらけた所に出て来ましたが、ガスっています

 霧雨状態です

 でも、大変暑いのでこの位の方が止まった時気持ちいいです

 引き続き、登って行きます



6時50分 弥三吉水(785m地点)着

弥三吉水(785m地点) 沢があります 上りはこんな感じ

1時間15分歩いて、やっと水場に着きました
沢の音が聞こえたのでもうすぐだと思いましたが、ハァ、着きました
上りはこんな感じです
休憩していきます


7時13分 出発



7時54分 銀冷水(1,035m地点)着

2回目の休憩です 銀冷水(1,035m地点) みんな休んでいます

ジャン!
2時間18分経過です。2回目の休憩に入ります
ここでも水補給が出来るということでうれしいです
予定通り40分かからないで来ました



ガンバリます! また、森の中へ




 8時12分 出発

 もう少し、ガンバリます



8時27分

晴れていれば・・・


 大沢に着きました。あと、2kmだということです
   (鈴の音が響き渡ります)

 おっと、、、! おはようございます
 ホント沢ですね。これは晴れていたら最高でしょう

 でも、雲は薄いです。山頂で見えるんではないでしょうか



ちょっと上ったところ

大沢・その名の通り・・・ 険しい道のりだ





 険しい道のりだ



8時37分

大きな岩、これは手も使わなければ・・・



 凄い!

 この岩、先の道が見えません

 急すぎて・・・



8時52分

辛いよぉー!でも顔は笑ってます 風が凄い!たくましい花




 辛いよぉー!

 (でも、顔は笑ってます)

行列です 雲の中を歩いて行きます




傾斜は大分楽だが・・・楽ではない


 やっと、手も使わなければ行けない、キツーイ岩場を過ぎ

 今度は歩きづらい大きめの石の道です

 さっきより大分、傾斜は楽です

 楽って言っても楽じゃないんだけど・・・

もうすぐ広くなったところに出るような、気配がしてきました
出るか?
ハァー、まだみたいですね
もうちょっとガンバリまーす



8時59分 羅臼平(1,345m地点)着

上空は雲




 登山口から3時間23分、第3番目の休憩所に着きました

 上空は雲に覆われています


青空が見えてきました
一気に晴れた
その理由は、風が強いんです

日が出てきました
知床半島・知床岬側は素晴らしい青空です

それでも更に高い、山頂には雲




 見えそうで見えない山頂

 恐ろしい位の雲の流れです

9時18分 出発。



やりましたぁ! 国後島です でかいですねぇ〜


 やりましたぁ!

 国後島が見えます。でかいですねぇ〜
 そのはずです。知床半島よりでかいんです

 素晴らしい〜、国後島だぁ!

山頂が見えました そびえ立っているよう




 おっ、そう言ってる間に羅臼岳山頂が見えました

 これから、この山頂に登ります!

行くぜぇー!





 行くぜぇー!

どんどん良くなる天気




 おぉ〜、  ガンバルぞぉ〜!

 凄すぎる!



9時39分

険しいね



 まだまだ先は長いです

 でも・・・

 一歩一歩進むしかないのです

陸上は照り返しで暖かいのでしょう、雲がかかってます





9時54分

これは道じゃないよ




 もう、道って言えるのでしょうか?

 赤いマーカーがなければどこを行ったらいいのかわかりません

一歩一歩、歩いてきた結果




 登って来た道はこんな感じ

 もう少しで〜す



10時11分 羅臼岳(1,661m)登頂!

よーし、山頂だ




 よし、山頂です

 山頂は目の前

ここより高い所はありません 北海道の形がわかる



 おぉっと、逆側が見えました

 おぉ、斜里岳も見えますねぇ〜

 海も見えますねぇ〜

山頂は人がいっぱい




 そして、この山頂ですねぇ

 登頂しましたぁ



羅臼岳NOWの時間です!


 羅臼岳NOWの時間です。 くせー(わざとですよ)

 オープニングらしい軽快なBGMを入れます

 この番組は知床は羅臼岳からの素晴らしい景色を見て頂く番組です

 ぜひ、この素晴らしい景色を見てください


本編は素晴らしい景色を悠久の音楽、東儀秀樹の『夕なぎ』でお届けしています

羅臼平 米粒が歩いています・笑 途中から岩場を一気に上ります 結構急なんだな、これが!
知床連山・岬方面 カムイワッカのある硫黄山 国後島 やっと見れました!
境は不明ですが、多分一番奥が択捉島
野付半島。地図通り髭のようです
何と根室まで見えました! 雲から頭を出す斜里岳
幻想的です 知床横断道路
山頂にも咲く花が・・・
早い雲の流れを更に早送りで再生 山肌をなでるように流れる雲 雲の隙間から見える田園 素晴らしい!!!



記念写真

やりました!
斜里岳方面
やったー!
国後島



下山します





 11時19分 下山します



雲がなくなりました




 羅臼平

 雲が完全になくなりました



知床五湖
こんな下り



 知床五湖も見えます

 下の方も大分雲が晴れて来ました

 こういう下りです



こんなとこを登ってきたのかぁ
はーい
険しい道のり

こんなとこ登って来たのかぁ
下りの方が疲れるよ

上はというと、うぁ〜、今から登るのも嫌だ!



巨大な雪渓
前だけを見て登ってきたので気づきませんでした



 今、下りで気づきました

 これは、雪渓、雪だったんですね

 気づかなかったぁ



戻ってきました!



 15時00分 下山

 下りは辛い!

 もうぜんぜん歩けないっていう感じです

下りは辛いと言いましたが、上りと比べて辛いということではなくて
とにかく、上りがめちゃくちゃ辛かったです
下りというのは、そのめちゃくちゃ辛い上りを経て、下っているということですね
辛かった・・・! でもとても素晴らしい景色でした



知床五湖からの走行シーン
曲はバーナード・バトラーの『A CHANGE OF HEART』

青空に映えますねぇ
くっきりの影 きたきつね発見! 北の大地にも早くも紅葉が・・・




こんな日はあんまりないよ




 岩尾別温泉への別れ道

 この時間、下からもクッキリと見えます



明るいうちにキャンプ場に着き、ウトロ温泉・夕日台の湯(420円)へ
夕食は今日も外食です
疲れたのでさっさと寝てしまいました


※ご案内/2001年・北海道の旅は容量を考えて、4ページ構成にしました

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※このリポートは、ビデオ収録を元にご紹介しています
 思い出ではない、その時の旅がここにあるのです


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